投稿者: 丸山公紀

  • ■府神道青年会が福島県の神社 復旧支援

    大阪府神道青年会の震災地での復旧作業が記事となっています。

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    「日本会議 国民運動関連情報」 平成25年9月13日(金)通巻第1112号
    日本会議事務総局 担当 鈴木考将 アドレス me@nipponkaigi.org
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     東日本大震災から2年半、9月11日の「読売新聞」は、震災で被災し、その
    後の福島
    第一原発の事故により、今年春まで立ち入りが制限されていた福島県内の神社の
    がれき撤
    去や清掃、再建に協力している活動を報じました。(文責:村主)
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    ●府神道青年会が福島県の神社 復旧支援

     東日本大震災で被災し、原発事故の影響で手つかずになっている福島県の神社
    の復旧支援に、府内の40歳以下の神職でつくる府神道青年会(森山公康会長)
    が乗り出した。氏神として、地域住民の心のよりどころとなってきた神社の
    数々。メンバーは「神社の復旧は地域コミュニティーの復興につながる」と意気
    込んでいる。(石川威一郎)

     同会の15人が8月19~21日、ボランティアで同県南相馬市小高区を訪
    れ、地震で拝殿が倒壊した貴布根神社の復旧作業にあたった。同会の元会長の妻
    が福島県出身だった縁で実現し、地域住民や福島県の若手神職らも参加した。

     同区は東京電力福島第一原発の事故による「警戒区域」として、昨年4月まで
    立ち入りが制限された。今では大半が「避難指示解除準備区域」となり、出入り
    は自由になったが、宿泊はまだできない。

     震災で倒壊した拝殿は重機で解体され、傾いた本殿も元に戻り、参拝できる状
    態になったが、放射性物質が付着しているがれきは、燃やすことも運び出すこと
    もできなかった。

     参加した生国魂神社(大阪市天王寺区)の中村文隆権禰宜(ごんねぎ)(38)
    は「復興は始まったばかりと感じた」と話す。周辺住民は戻っていないが、中村
    権禰宜は「住民は心のよりどころになる神社復旧を望んでいる」と活動の意義を
    強調する。

     森山会長は「震災の記憶を風化させないためにも、可能な範囲で続けていきた
    い」と話している。
    (2013年9月11日 読売新聞)

  • ■東京五輪開催に期待する

     2020年東京五輪がIOC総会で決定した。本当に久しぶりと言っていい位の感動劇であった。ここしばらくの間、これほど国民が一つとなって歓喜のひとときを送ったことはなかったのではないか。

     もういろいろな所で五輪招致までの苦労話や開催の意義については書き尽くされて情報過多の思いである。前回の東京五輪が戦後復興をした日本の象徴としてのイベントであったのに対して、今度は高度経済成長の頂点からバブル崩壊後、長期にわたるデフレが続き、かつての輝きを失い、世界の中でも経済力だけでなく、世界に冠たる技術力さえ、新興国の勢いに押され、存在感が希薄となるとともに、未だに東日本大震災からの復興がなされておらず、列島全体が自信を失っている情況の中で、再び、復活できかどうかの最大の好機を与えられたとみる点は、誰も共通の思いを持っているのではないか。

     この間まで東京開催意義が曖昧だと言われていたが、今日の時代に「日本」で開催すること自体が、日本的な価値―おもてなしの精神であり、美徳を重んじる民族性であったり、相互に助け合って、高め合っていくという、表立って言上げはしないが、我々日本人が意識することができるのかが重要であると、猪瀬知事は発言したが、至極当然の内容である。

     高円宮妃久子殿下の大震災援助の感謝のお言葉、そしてパラリンピックの佐藤選手のスポーツの力が人生を変えた力強いメッセージ、そして安倍首相が汚染水問題を政府が毅然として解決をする決意がIOC委員の心に響いたことが招致の要因であろうが、国民の心が一つになり、目標達成に向けて邁進すれば、必ず世界の人々の心を動かすことができることを確信できた。

     これから至る所で国旗が立てられ、若者も顔に国旗のペイントを付けながら応援する場面も多くなるだろうが、こうなるともはや学校教育では国旗国歌の問題を否定的に語る教職員は、子供達からは信頼されなくなるだろう。

     この点は問題はこの五輪が国の誇りを取り戻すために、必ず自虐的な歴史観を克服する起爆剤となるのではないか。何より、プレゼンしたスポーツ選手のメッセージの中に、今日の日本人は一体何を悩んできたのかを改めて感じるのではないか。

     国民全体が稀有の僥倖を自覚的に生かしていこうではないかと思う。こう思わず呼びかけてしまう思いなのだ。

  • ■無事、任務を遂行した全国縦断キャラバン活動

     今朝は早朝から2020年五輪開催地が東京に決定したことで、テレビ・マスコミはその話題で持ちきりといったところであるが、小生は昨7日の午前中に日本会議全国縦断キャラバン活動から帰宅した。とりあえず任務を果たすことができたという心地よい達成感を味わっている。

    佐賀市 8月31日
    佐賀市 8月31日

     8月30日に大阪でキャラバン隊を受け入れた翌31日から佐賀県護國神社での集会に合流、5日夜の熊本県八代市の集会に至るまで、小生を含めた3名の隊員がキャラバンカーに乗り込み、佐賀、鹿児島、宮崎、大分、熊本県内の6日間7会場の集会と理事会及び情宣活動、陳情活動を展開し、6日はキャラバンカー返却のために熊本・八代市から10時間かけて兵庫・西明石市内まで運転を替りながら無事に到着することができたのである。(小生は運転はしていないが、車両に乗っての移動も結構、負担となる)
    出水市 9月1日
    出水市 9月1日

     8月下旬はまだ酷暑が続いていたが、さすがに6日の夜、西明石市内の関係者の会社内で荷物を片付けて一段落すると、既に肌寒くなり、ようやく秋めいてきいることを実感した。ここ1週間は、九州各地では台風の影響で、8月下旬は台風に突っ込んでいくように大雨続き、その後は鹿児島から宮崎に向う時には今度は台風の行先の前を走るような恰好となり、5日になってはじめて朝から快晴となる天候となった。
    曽於市 9月2日
    曽於市 9月2日

     これまでもキャラバン隊では隊長を数回勤めてきたが、今回は20数年ぶりに九州方面に行くこととなり、会う人会う人、初めての方ばかりということあり、緊張感のある日々を送る一方、やはり九州の方々の国を憂える思いの深さが純朴なお人柄の中に滲み出ていることを実感した。

     また、行事終了後も懇親会を必ずして頂いたり、宿泊場所を念法寺や個人宅などを提供して頂いたりして、単に行事だけでなく目に見えないところで支えて頂いていることに涙こぼれる思いがした。

    都城市 9月3日
    都城市 9月3日

     普段は大阪の他はせいぜい近畿ブロックの各府県の役員はじめとする関係者と連絡することはあっても、他のブロックへの出張の機会はないこともあり、こういうキャラバン隊で他の県を巡回し、地元の国民運動の実態を粒さに見て、どのような構想で展開しているのかを学ぶ絶好の機会ともなり、大いに啓発を受けた。新しいアイディアも持つきっかけとなると確信している。
     また逆に大阪のに運動の息吹を少しでも広げることができたのではないかと思っている。

    大分市 9月4日
    大分市 9月4日

     「尖閣・沖縄を守り、憲法改正を!」と題したキャラバンは、中国の軍事増強・海洋戦略で高まっている沖縄の重要性が増している中で基地問題を解決するために新たに作成したDVDを上映、説明しながら、普天間基地の危険性の除去と米軍基地負担の軽減のための協力を訴え、また国民の力で憲法改正へ向けた議論を巻き起こすことを力一杯伝え、また地方議員への基地問題解決に向けた署名への協力と、街頭での「尖閣を守れ!」全国署名への協力を求めてきた。
    八代市 9月5日
    八代市 9月5日

     各県の対応は様々ではあったが、概して反応はよく、とくに沖縄の米軍基地の比率が実はそんなに多くはないこと、普天間基地の辺野古への移設が統合・縮小となることについては、皆さん、必ず納得して頂いた。

     また憲法改正問題についても、関心が高く、国政選挙がない、この3年間に国民投票を含めて議論の高まりが必要であることを共鳴して頂いた。

     九州各県の組織的基盤が強いのは、受け入れ担当の方々がしっかりと計画性をもってキャラバンをいかに生かすかを腐心していること、たとえば佐賀は支部主催行事であるとともに役員結集にしていたり、鹿児島のように支部立ち上げ直後の記念講演会、都城市のように支部設立に向けた集会、大分は徹底した県議団、市議団への陳情活動にしたり、熊本のように10月下旬の豊かな海づくり大会で行幸啓される天皇皇后両陛下奉迎の準備の中で、支部立ち上げをつくっていくなど明確となっているからだ。全国的に運動を牽引しているエネルギーに満ちており、羨ましい限りであった。

     明日から、これらの県を訪問して獲得した点を、縦横無尽に生かして、次のステージに入る。

  • ■全国縦断キャラバン来阪、集会に約200名で結集!

     本日8月30日(金)の午前中、尖閣・沖縄防衛へ向けた自衛隊法改正や基地問題の解決、憲法改正へ向けた世論の喚起を訴えている日本会議全国縦断キャラバン4名が大阪府神社庁に合流した。

    髙野幹事長へ要望書を手交
    髙野幹事長へ要望書を手交
     早速、大阪市役所で大阪維新の会大阪市議団の辻議員、続いて自民党大阪府の連で髙野幹事長(日本会議大阪地方議員懇談会会長)、稲垣事務局長へ「普天間基地の危険性を除去し、辺野古の米軍基地への統合・縮小の実現に賛同する地方議員署名」への協力を要請した。辻議員は、早速、維新の会へ働きかけることを約束、また自民党府連も既に府連から各議員団へ署名要請が流していること、また大阪市議団全員の署名用紙を受け取るなど、尖閣・防衛に向けて基地問題の解決の重要性が浸透していた。
    辻議員へ要望書を手交
    辻議員へ要望書を手交

     そして午後からは大阪府神社庁会館で、「皇室の伝統を守り、尖閣・沖縄防衛と憲法改正実現に向けた府民集会」を開催、2名の国会議員(うち、1名は本人)、6名の首長、地方議員をはじめ、平日にもかかわらず約200名の参加者があった。
    鈴木隊長からの報告
    鈴木隊長からの報告

     衞藤・日本会議大阪運営委員長の挨拶、高野・日本会議大阪地方議員懇談会会長、中山・衆議院議員の挨拶の後、全国縦断キャラバン西日本A隊の鈴木隊長より、DVDを活用しながら、沖縄・沖縄防衛の現状と基地問題について、憲法改正の実現に向けて、国民投票の過半数を獲得するため、「9条の会」に凌駕する組織陣形をつくっていく重要性が語られ、この3年間、全力で運動していくことを確認できた。

     続いて、先日の天皇皇后両陛下の奉迎活動の記録ビデオが試写の形で、上映され、当時の感動が再び感じることができ、集会の雰囲気が高まった。

     その後の質疑応答も活発に行われ、沖縄基地問題、憲法問題についての理解に資することができた。

     台風の影響もあり、午後からは時折、小雨を振ったり止んだりしたこともあり、当初予定していた、難波高島屋での署名活動は中止としたことは残念ではあったが、キャラバン隊を囲んで、実行委員のメンバーで懇親会を行い、今後の運動について、忌憚のない意見交換ができたことはよかった。

  • ■実教教科書を採択しないように府教委へ働きかけをお願い致します

     先日、小生も府教委事務局から中原教育長に是非、このような記述の教科書は
    採択しないように激励の電話を入れたところであったが、やはり府民からはかな
    りの電話が入っているようである。今度は維新府議団から陰山委員長へ申し入れ
    をしたとのことであり、一人でも多くの方から府教委へ「一面的」であることを
    府立学校に通知した真意こそ確認して、激励をして頂くようお願い致します。

    ●維新、実教教科書「不適切」 高校日本史 国旗国歌関連の記述
                 [産経新聞 8月27日(火)15時20分配信から抜粋]

     国旗掲揚、国歌斉唱について「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」
    と記述している実教出版(東京)の高校日本史教科書について、大阪維新の会府
    議団が27日、「使用するのは不適切で、採択すべきでない」などとして、教科
    書採択から除外するよう府教育委員会の陰山英男委員長に申し入れた。

     教科書は「日本史A」と「日本史B」の2冊。府教委は「強制の動き」の記述
    について、国歌斉唱時に全教職員に起立を義務付けた大阪府や大阪市の条例など
    を念頭においたものとみており、7月に一部の記述を「一面的」とする見解を全
    府立学校に通知していた。

     しかしこれまでに府立高8校が使用を希望。教科書は各校が選び、都道府県教
    委が採択することになっており、府教委は30日の教育委員会議で採択の可否を
    決定する。

     この教科書について松井一郎知事もこの日、報道陣に対し、「教育委員会が判
    断することだが、教科書が一面的であることは確か」と述べた。

  • ■皇室の伝統を守り、尖閣・沖縄防衛と憲法改正に向けた府民集会のご案内

     ~日本会議全国縦断キャラバン隊の来阪~

     来週30日、全国縦断キャラバン隊が来阪する。その要項は、下記の通りである。平日ではあるが是非、多くの皆さんのご参加をお願い致します!

     今回はとくに尖閣・沖縄防衛に向けて、日米同盟の絆を強めて基地問題の解決のために、また沖縄県だけの問題ではなく、日米同盟を基軸とした日本全体の安全保障問題として「普天間基地の危険性除去」「基地負担の軽減」を訴える地方議員への署名へのご協力と、この運動へのカンパのお願いを訴えていくことと、憲法96条改正問題からの憲法改正の世論を高めていくことにある。

     基地問題というと、全国的には何故かピンとこない場合が多いが、実は沖縄と大阪の関係は密接である。
    参院選前に維新の会から提起されたオスプレイの八尾飛行場への配備問題については、敷地の広さや格納場所がないことなど、異論も多いものの、防衛省が調査を行ったとのことであるが、地元の田中市長は八尾市に何の相談もなかったことから反対の姿勢を強めている。維新の会が選挙目当てで耳目の入りやすいテーマを取り上げたと批判するマスコミが多いが、しかし、基地問題を他の自治体が引き受けようとする提起はインパクトがあったし、府民もこれは他人事ではないというも意識を持ったのではないか。
    また、府内では大正区のように沖縄県民が移動してきたり、ご当地のお店多く、県人会もつくっていると聞く。
     更には沖縄戦に当たって最後まで県民を守りとおそうされた島田知事がその前任地が大阪であった事実も少しずつも府民には浸透している。

     その意味では沖縄と大阪の繋がりは深く、その沖縄が今、どのような状況に置かれているのか、どのように国民として関わっていったらよいのかを考える下地があることを認識したい。
    尖閣・沖縄、憲法改正といずれもが歴史問題に直結したものであるが、身近に捉えることができる段階となれば国民世論の高まりは予想より早いのではないか。

    ●日 時  平成25年8月30日(金)午後2時~4時 (開場1時半)
    ●場 所 大阪府神社庁会館5階 TEL 06-6245-5741
          大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺6号 地下鉄御堂筋・中央線「本町」駅下車⑮番出口から徒歩すぐ
          ◎駐車場がありませんので、車でのご参加はご遠慮下さい。
    ●各界からのご挨拶
    ●報告と提案
          日本会議全国縦断キャラバン・西日本A隊より
          (西日本A隊は、8月24日~9月6日まで北陸、近畿、中国、四国地区を回っており、近畿以外の国民運動の参考となる情報も
           聞くことができます。)
    ●資料代 1,000円
    (正会員以上の方は無料です。この機会に是非、正会員にご入会下さい)

    ※街頭署名のご案内 ※万一、雨天の場合には中止となる場合もありますので、事務局へご連絡下さい。
     キャラバン隊メンバーと街頭署名活動を展開致します。
       ・午後5時~6時    難波高島屋前
    ●主 催 日本会議大阪 (TEL 06-6245-5741 FAX 06-6243-1682)
         〒541-0056 大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺6号 大阪府神社庁内(担当 丸山)
    ◎集会にご出席の方は8月28日(水)までに日本会議大阪事務局へご一報下さい。

  • ■産経「国民の憲法」のシンポジウムで関西民間憲法臨調代表幹事の奥村文男氏が出演

    なかなか面白い内容ですので、ご覧下さい。

    ●今こそ「前のめり」になる時[産経ニュース 2013.8.16より抜粋

     □元日本共産党政策委員長・筆坂秀世氏

     □元拓殖大総長・小田村四郎氏

     □大阪国際大名誉教授・奥村文男氏

     □司会・丹羽文生拓殖大准教授

     <小田村> この「国民の憲法」要綱は各政党などの改憲案の中でももっとも優れていると感じましたが、どうしても現行憲法にとらわれて、なくてもいい条文が入っている面もあるかと思います。本当に新しい憲法を作るときにはもっと簡潔にしてほしい、というのが全般的な感想です。なお要綱では内閣の章で首相が国務大臣を任命するとなっている一方、天皇の国事行為の中でも国務大臣を任免するとあります。首相のほうは「指名」とすべきではないでしょうか。

     <西> 結果的に117条で「いいな」という語呂あわせ、聖徳太子の十七条の憲法に対して百十七条の憲法、ということはあります。ただ実際には起草作業をしていて、今の憲法に足りないものを補い、解釈が分かれているものを明記したい、と「あれも、これも入れたい」となりました。国務大臣の任命については現行憲法でも同じような規定になっており、それが残ってしまったわけですね。

     <小田村> 「国の構成」の章で「国民主権」という言葉を明記している理由は何でしょうか。

     <奥村> 私も「国民主権」については疑問を持っています。実際、英米法の国では国民主権の語は使われていません。実質的には国民の参政権に吸収されるものではないでしょうか。

     <百地> 国民主権自体は、必ずしも天皇や皇室のご存在と矛盾しないものと考えています。尊大かもしれませんが、国民の支持があったからこそ皇室が存続してきた事実は否定できないわけです。仮に国民主権を削除した場合に、反発が大きすぎるであろうことも考えました。現行憲法にありながら「国民の憲法」要綱にないことは、否定したのかと思われることがありえます。そこで「これも入れておこう」というものがあり、条文数が多くなってしまった面はありました。

     ◆共産党は護憲ではなかった

     <筆坂> せっかくなので共産党と憲法について初めにお話ししたい。今回の選挙でも共産党は護憲を打ち出しており、多くの人はもともと護憲政党だったと思うかもしれないが、それは誤解で、共産党はまぎれもない改憲政党でした。現行憲法の制定時に、政党として反対したのは共産党だけでした。かつては「こんな憲法は破棄すべきだ」とまで言っていたのです。もともとは日本が自前の軍隊を持つべきだとも言っていた。今ではそうした歴史を知らない党員のほうが多いのではないでしょうか。

     さて今度の選挙で改憲を目指す勢力が大きくなって改憲の好機ではありますが、あまり前のめりにならないほうがいいと思います。もっと全国各地でこのようなシンポジウムを開き、理解を深める努力をしてほしいと願っています。

     <田久保> 筆坂さんはかつては天敵でしたが、今お話をうかがってまさに同志だ、と感じました。ただ最後のところで「前のめりになってはいけない」とのことでしたが今、前のめりにならなかったらいつ前のめりになるのでしょうか。早く憲法改正に前のめりになるべきだ、と改めて強調しておきたいと思います。

     ◆もっと分かりやすく簡潔に

     <小田村> 前文で「天皇を国のもといとする」とありますが、国民にとっては聞き慣れないのではないか。もう少し簡潔にできないでしょうか。

     <奥村> 前文で「国家の目標として独立自存の道義国家を目指す」とありますが、道義という言葉の意味が不明で、法と道徳の区別があいまいになっているのではないでしょうか。

     <田久保> 道義国家とは普遍的な価値観だと思うんですよ。民主主義、自由主義、法治主義という国際的に確定した価値観をしっかりと守っていく国ですよ、しかし同時に独立自存ですよ、と高らかにうたい上げたものです。今の憲法、その他の憲法案に比べてわれわれの要綱が優れているのは、この一点にかかっているかもしれません。

     前文について、冗長で繰り返しが多いとのご指摘もありましたが、1章以降の条文と違って前文には多少、情緒的な文言も入れるのが当然だと思われます。「もとい」という一語について、筆者がどれだけ考証を重ねたことか。考えに考え抜いた文言で、それなりの根拠があって時間をかけて練りだした言葉であるということはご承知おき願えればと思います。

     前文にはいろいろご不満もあるかと思いますが、文章論として声高く朗読できるようなものは、ある一部を削って入れ替えるわけにはいかないものです。この前文全体が生き物になっている、という弁明だけさせていただきたい。

     <小田村> 軍の最高指揮権は元首に属するのが国際的な慣例であり、「軍の最高指揮権は、内閣総理大臣が行使する」という規定の前に、例えば「天皇の名において」と入れてもいいのではないでしょうか。

     ◆天皇と軍の関係避けられぬ

     <奥村> 国防の章において、天皇を国家元首とする以上は、軍との関係は避けられないのではないか。元首でありながら軍の指揮とはまったく無関係だとして、“文”と“武”とを完全に分離してしまうことが近代法のあり方として妥当なのかどうか、もう一度検討を願えればと思います。

     <佐瀬> 天皇と軍の関係については当面はつかず離れず、あまりハッキリ結びつけないほうがいいのではないか。私は軍装の天皇は当面、厳に慎むべきで、あまり事を急ぎすぎてはいけないと考えています。

     <大原> 現状は佐瀬先生ご指摘の通り、天皇を軍の最高指揮官の立場に、というのは難しいでしょう。ただし、君主国において元首たるものは皆、軍の最高司令官の地位を持っておられます。天皇と軍とは無関係ではありえません。自分の生命をも犠牲にして任務に臨む人たちに対して栄誉を授与するのは、やはり国民統合の象徴としての天皇がなさることが必要。しかし憲法上、天皇が最高指揮官だと明記するのには、もう少し時間をかけたほうがよかろうと。例えば天皇が軍を観閲されるといった形で、軍との精神的なつながりを持つことを可能にしておくべきでしょう。

     <丹羽> さきほど筆坂先生から「かつて日本共産党は憲法破棄論を唱えたこともあった」という指摘があったが、今でも憲法破棄論を主張する人はいます。どう考えるべきでしょう。

     <田久保> 石原慎太郎さんもそういうことをおっしゃっている。石原さんは尊敬しているが、短気はいけないと思います。66年もこの憲法を持ち続けてきて、憲法とともに関連の法律なども一緒に破棄できますか。天皇陛下は現行憲法のもとで即位されておられる。時間がかかっても、屈辱的な憲法ではあっても、96条に基づいて筋を通して改正していきたい。破棄論には反対だ、というのが私の立場であります。

     <小田村> 憲法改正は前途多難ですが、一歩ずつ前進していく以外ありません。今の憲法には国家観が欠けており、国家を否定した憲法でありますから、日本を取り戻すために一歩ずつ前進していきたい、このように思っております。
    【プロフィル】筆坂秀世

     ふでさか・ひでよ 昭和23年、兵庫県生まれ。高校卒業後、銀行勤務、議員秘書を経て参院議員に。共産党で政策委員長などを務めたが、平成17年に離党。

    【プロフィル】小田村四郎

     おだむら・しろう 大正12年、東京都生まれ。東大法学部卒。行政管理事務次官、拓殖大総長などを歴任した。日本戦略研究フォーラム副会長。

    【プロフィル】奥村文男

     おくむら・ふみお 昭和22年、兵庫県生まれ。京大法学部卒。大阪国際大教授を経て、平成25年から同大名誉教授。憲法学会常務理事などを務める。

    【プロフィル】丹羽文生

     にわ・ふみお 昭和54年、石川県生まれ。拓殖大海外事情研究所助教、東北福祉大非常勤講師を歴任。著書に「日中国交正常化と台湾」など多数。

  • ■河添恵子先生をお招きしての第7回日本会議大阪 中河内支部 講演会のご案内

    ・日 時 9月22日(日)講演 午後2時~3時半 懇親会 4時~

    ・会 場 東大阪市 街の駅 クレアホール・ふせ
          東大阪市足代北2-1-13-101 ℡ 06-6618-0216
          近鉄奈良線 布施駅下車 徒歩2分 ※お車の場合は、近隣の駐車場へお停め下さい。

    ・講 師 河添 恵子 氏(ノンフィクション作家)

    ・講 演 「中国マネーによる領土買収と日本のこれから」

    ・入場無料
     
    ◎9月17日までに出欠の有無を事務局へご回報下さい。

    ・主 催 日本会議大阪中河内支部(枚岡神社  ℡ 072-981-4177 FAX 072-982-8176)

  • ■戦没追悼祈念講演会に過去最大の300名が参加

     ~感動的だったジャーナリストの佐波優子氏の祈念講演~

    英霊感謝祭の様子
    英霊感謝祭の様子
     昨日8月15日の68回目の終戦記念日、英霊にこたえる会大阪府本部と日本会議大阪が共催して、「平成25年度戦没者追悼祈念講演会~語り合う感謝の心」が、大阪護國神社境内奥の住之江会館・ホールで開催された。
     講演会に先立ち、正午から行われた護國神社拝殿で行われた英霊感謝祭の時は、拝殿内には300名以上の参加者が席に座ったが、むっとした暑さはこの上ない。柳澤宮司の拝殿に響き渡る祝詞には、英霊の方々への感謝の調べが詰まっていた。例年以上の灼熱が太陽と照り付けて、むっとする蒸し暑さで汗ばんだが、境内はさらに照り返しで、暑さが増している。しかし、いつもであれば感謝祭が始まる時には、ほとんど参拝者の列は途絶えてしまうのであるが、今年はお祭りが始まっても次々と参拝する人々の列が続き、さらに拝殿前の木立の日陰に多くの人々が佇み、じっとお祭りの次第が進んでいくのを注視している。まさに英霊の御霊がおわすがごとく、参列者はご英霊と心の対話をしているのではないかと思った。国会議員の他に、地方議員も約20名が参列、お参りに来られる方も、家族連れでこられる若い人が目につき、ようやくこの日を迎えることの意義を議員や若い人が再認識し出したのではないかと実感した。

    衛藤運営委員長による挨拶
    衛藤運営委員長による挨拶
     午後2時から開催された祈念講演会では、地元選出国会議員(代理)1名、地方議員10名はじめ会員はじめ一般府民約300名がホール一杯に埋め尽くし、その都度、椅子を入れるなどして立錐の余地がないほどの盛況ぶりで、本会設立以来、最大と言っていいほどの参加規模となった。

     追悼式典では、国歌斉唱後に続いて、黙祷、今回は英霊の御霊とともに先月下旬にご逝去された故・浦田悦明・英霊にこたえる会大阪府本部会長の御霊にも黙祷を捧げた。続いて、衞藤運営委員長の挨拶、来賓として髙野伸生・日本会議大阪地方議員懇談会会長と上島一彦・日本会議大阪地方議員懇談会幹事長からの挨拶が続いた。その後、「海ゆかば」を2回唱和、一気に追悼の気持ちが湧きあがった。

     そして講演の時間に入り、ジャーナリスト・フリーアナウンサーの佐波優子さんより、「今、若者はあの戦争をどう語り継ぐのか~英霊のご遺骨を祖国へお迎えして~」と題して、約90分間、お話を頂いた。戦後世代の若者として、22才から11回にわたって、フィリピン、ニューギニア、硫黄島、シベリアなどでご遺骨を祖国へお迎えする体験を紹介しながら、ご遺骨がどのような状態になっているのか、現地の人々と厚労省のやりとりやご遺族の様子を紹介される中で、英霊が喜ぶような日本にしていきたいとの思いが直かに伝わってきて感動した。

    佐波優子さんによる講演
    佐波優子さんによる講演
     次に同氏が予備自衛官として訓練している体験を紹介しながら、若者との対話の中で、こんなに苦しい訓練をしながら自分達は一時的であるに関わらず、現役自衛官は国民を守るためにこの訓練に耐えていることに思いを致した時に、自衛官に対する感謝の心が湧いてきたことや上官から今の交戦規定では自衛官の生命すら守れないことを聞かされ、危機感を持っていることも紹介された。

    そして、若者はどうしたらよいのかということについては、虚偽の歴史から真実の歴史に気づいている若者を増えていて、必ず、そのような若者が日本を立て直していくという確信のある言葉を発してもらったことは大いに勇気づれものがあった。佐波氏の実直な人柄と行動に移している姿勢に、参加者の多くが共鳴して、大いに希望の持てる講演内容であった。

     最後に、英霊にこたえる会大阪府本部理事の尾﨑 博氏が講師への謝礼と閉会の挨拶を行い、厳粛でありながら、こう一度、今日という日の意義を噛みしめることのできた講演会を終えることができた。

     その後、佐波氏を囲む懇談会を儀式殿で行ない、新しく参加した運営スタッフの自己紹介も兼ねて楽しいひとときを過ごすことができた。

  • ■野田市長へ応援のメールを!

     ~慰安婦像で虚偽の記述をした米グレンデール市への抗議について~

     今回は、グレンデール市在住の日系人25名が公聴会で反対意見を述べたが、議
    員の投票結果で設置が決定した。しかし、日系人がこれだけきちんと反対意見を
    述べたことは、初めてということもあり、今後の周辺市の銅像設置の動きには一
    定りブレーキとなる可能性があるという。

     それにしてもグ市のホームページに設置について東大阪市が賛意を示している
    かのような虚偽の記述について、東大阪市が抗議の姿勢を示したことは、勇気あ
    る見識の発意であり、府民としても野田市長に激励をしていきたい。応援、宜し
    くお願い致します。

    ◎市長へのメール ホームから入って下さい。
     http://www.city.higashiosaka.lg.jp/

    ●【米西部で慰安婦像設置】
    「賛同」は虚偽 東大阪市が米グレンデール市に抗議 姉妹都市解消も
    【産経ニュース 2013.8.2 07:15 [歴史認識]より抜粋】
     米カリフォルニア州グレンデール市が慰安婦を象徴する少女像を設置した問題
    で、グ市のホームページ(HP)に姉妹都市の大阪府東大阪市が設置に賛同した
    かのような虚偽の記述があるとして、東大阪市がグ市に抗議文を送っていたこと
    が1日、分かった。

     東大阪市の野田義和市長は「一方的な行為で、はなはだ遺憾」とし、グ市が適
    切な対応を取らない場合は姉妹都市提携の解消も視野に検討する考えを示した。

     像は現地の韓国系団体が主導し、7月30日に設置。費用約3万ドル(約
    295万円)は韓国系団体が負担した。しかしグ市のHPには像設置の背景とし
    て、姉妹都市が碑や記念物の設置に興味を寄せていると表明した▽維持費は姉妹
    都市により賄われることを保証する-などと記述されていた。

     東大阪市の職員が7月中旬にHPの記述を見つけ、野田市長名の抗議文を25
    日付でグ市長宛てに郵送した。

     抗議文には「このような意見表明をした事実はない」と修正を求めるとともに
    「像設置は市民の心証をいたく害しており、誠に遺憾」としている。

     像設置をめぐり、東大阪市には同月31日までの約1カ月間で124件の抗議
    が電話などで寄せられた。

     東大阪市は旧枚岡(ひらおか)市時代の昭和35年にグ市と姉妹都市提携を締
    結した。