カテゴリー: 活動報告

  • ■第15回憲法シンポジウムに300名参加!

    ~有本 香氏(ジャーナリスト)の土地買収の実態の講演に危機感~

     昨日5月3日の憲法記念日、日本会議大阪・関西民間憲法臨調の共催で、第15回憲法シンポジウム「わが国の守りと憲法」が大阪府神社庁会館で開催され、国会議員5名(うち本人2名)、地方議員11名をはじめ日本会議の会員、一般府民約300名が会場を埋め尽くした。連休の後半がスタートしたとはいえ、今夏の参院選が憲法第96条の改正条項が争点になる流れの中にあるとともに産経新聞社が公表した「国民の憲法」の影響などから、事前に問い合わせも電話を頂くなど、シンポジウムに参加する人の関心の高さを実感した。また、講師に招いた有本 香先生も関西発のニュース番組「アンカー」に毎週、担当を持っており、抜群の知名度を持っていることも功を奏した。

     国歌斉唱に続き、千家敬麿・日本会議大阪議長からの開会の挨拶、来賓を代表して、中山泰秀・衆議院議員の挨拶の後に早速、講演の時間に入った。

     講演では、講師の有本 香先生(ジャーナリスト)が「中国の『日本買収』工作に対処せよ」と題して、お話を頂いた。

    有本先生による講演
    有本先生による講演
     
     先生は水資源、森林が外国資本、とくに中国資本に買収されている実態を独自の取材で詳細に紹介されながら、土地を所有されてしまったら、限りなく実効支配されてしまい、好き放題にされてしまうこと、外国の場合には買収することができないにもかかわらず、日本の場合には買収が合法的にされてしまっていること、これまで法整備をしてこなかった原因など、憲法のいう所の財産権の問題の見直しを指摘され、学ぶ点が多かった。

     ただこれまでの土地の法律が整備されていなかったことだけを問題視するのではなく、森林法改正や日中投資協定など、日本にとって国益を第一にした解釈をする必要性や土地については、個人の権利が認められても国の公共財であり、安全保障上の土地所有については制限をつけるべきであり、国民として議員の方々に働きかけていくことが必要であるとされた。

     また中国については、個人の問題ではなく、多数派を占めた時に彼らの流儀が生まれ、当局からコントロールされる可能性があることを認識すべきであるとされた。

     これまで憲法問題というとすぐに前文や9条だけに議論がいく傾向があるが、個人の権利に対して、土地問題を巡って、日本にとって公共の福祉とは何であるのか、公共財、国益を守るとはどういうことてあるのかについて、議論を活発に展開していくことが、国民意識の覚醒による憲法改正問題であることを実感した。

     その後の質疑応答も活発に行われて有意義であった。

     マスコミの関心も高く、読売新聞、読売テレビ、朝日新聞、毎日新聞、毎日放送、朝日新聞、やまと新聞から取材を受けた。

     こうして憲法シンポジウムも15回目を数えるが、回の積み重ねが今日の憲法論議の高まりに乗じて盛んになってきていることに深い感慨を覚えずにはおれない。

  • ■地方議員懇談会総会に議員が54名、結集、日本再生の決意新たに

    昨4月13日(土)の午後、大阪府神社庁会館2階において「地方議会がリードし、日本再生を!」と題して日本会議大阪・神政連大阪地方議員懇談会 平成25年度合同総会が開催され、国会議員2名をはじめ府内の地方議員52名、日本会議会員43名、総勢97名が集まった。地方議員がこれだけ集まったことはなく、過去最高の参加者となった。昨年末の総選挙後、国政では憲法の見直しに賛同する勢力が多数を占める構造がつくられる中で地方議員懇談会全体としては初めての行事となったが、昨年を上回る16府・市議会で自民、維新と会派を越えて多くの議員が参加したことの意義は大きかったと思う。

    髙野会長の挨拶
    髙野会長の挨拶

    最初に髙野伸生・地方議員懇談会会長(大阪市議会)から子供達に誇りある伝統を伝えていくために皆で頑張っていこうとの激励の挨拶の後、来賓として竹本直一・衆議院議員、馬場伸幸・衆議院議員、衞藤恭・日本会議大阪運営委員長・神政連大阪本部長から挨拶があった。

    続いて昨年度の活動報告を北川悟司・副幹事長(豊中市議会)が行なった。
    「石垣市長の尖閣諸島上陸の許可を求める地方議員署名」及び「尖閣諸島の実効支配の強化を求める地方議員署名」活動の推進や議会決議の推進に成果を上げ、その結果、国会を動かし領海警備強化を図る法案が全会一致で可決成立したことや、女性宮家創設問題に関して政府が行ったパブリックコメントに対して、多くの議員からも積極的に応募があり、結果、政府方針が撤回された原動力の一つになったことなどが確認されていき、改めて懇談会が地方と国会をつなげるパイプ役となっていることが確認されていった。

    熱心に聞き入る参加議員
    熱心に聞き入る参加議員

    さらに25年度運動方針案と新しく懇談会の役員に就任された議員を上島一彦・幹事長(大阪府議会)が提案した。
    この中では引き続いて尖閣諸島の実効支配強化のため、決議と署名活動を展開すること、自衛隊の平時における領域警備のための法整備を求める署名活動を展開すること、日本会議大阪設立15周年記念講演会への参加協力をすること、参議院選挙において憲法改正問題を争点の一つにするよう世論を盛り上げること、8月15日に大阪護國神社を積極的に参拝し、英霊顕彰の世論を盛り上げること、議場に国旗を掲揚していない議会については掲揚を推進することなど満場の拍手で承認された。国民運動側としても、一層、懇談会の議員の先生方と連携をしていくことを決意した。

    最後に水ノ上成彰・副会長より閉会の挨拶があり、地方議会がりードしていく決意を述べられ、懇談会としての一体感を持つことができた総会となった。

    石平先生の記念講演会
    石平先生の記念講演会

    続いて記念講演では評論家・拓殖大学客員教授の石 平先生より「沖縄・尖閣防衛と日中関係」と題して1時間にわたってご講演を頂いたが、日中関係の本質とこれからのわが国の進むべき道を提示して頂き、参加者一同、改めて危機意識を共有することができた。
    そのポイントは以下の通り。

    ・習近平体制は「民族の偉大なる復興」と「強軍」をキーワードとして掲げたが、平和裏ではなく強い軍を使うことによって民族の復興を達成しようとしているもので、ヒトラーの考え方と変わらず、軍国主義化の方向性が強い。また北朝鮮のミサイル発射によって国際的に脅威を与えていることと本質的には変わらない危うさを持っている。

    ・尖閣を狙うことは習近平体制が成果を上げる上で絶好のチャンスであったが、ここに来て、日本に安倍政権が誕生したこことは巡り合わせが悪かった。安倍政権は、東南アジア、ロシア、韓国、そして米国と外交的に強化することによって中国包囲網をつくりつつあり、中国は焦りが出ている。

    ・レーダー照射によって米国を怒らせることにより、一時は尖閣周辺の侵犯・侵入を留まったのは、米国に対する恐れであり、強いものに対して弱くなる姿勢は昔から変わっていない。対外戦争になれば必ず革命がおこり、体制が崩壊することをよくわかっている。

    ・尖閣についてはわが国は一貫して領土問題は存在しないという立場を取り続けることである。中国は日本の立場を切り崩し、領土問題の存在を認めさせる長期戦をしかけているが、わが国は一貫して乗らないことである。

    ・わが国の国益を守るためには関係を悪くする時期も必要である。決して国益と友好とは両立しないものである。

    ・中国は南シナ海、東シナ海の覇権を握ろうとする海洋強国を目指しており、尖閣だけを狙っているのではなく、最終的には東アジア最大の米軍基地が存在しているを狙っている。一方、沖縄は日本の生命線でもある。

    ・中国の海洋戦略を阻止するために、早急に憲法改正によって、自衛隊に名誉ある地位を与え、防衛体制を確立すること、日米同盟を強化し、膨張政策をとめる政策を実施していくことである。

    続いて懇親会では、多くの議員が残り、会員とともに熱心に語らいのひとときを持つことができた。

    総会は地方議員であるからこそ、地方議会での様々に問題を解決するとともに国家基本問題について積極的に関わって国政に地方の正当に声を届けることの大切さを十分に再認識できた内容となったと思う。

  • ■「なにわの塔」に響き渡った「故郷」の歌声

    ~英霊に感謝の誠を捧げた慰霊祭に29名が参加~

    昨日23日の夕方に沖縄から帰阪したが、新緑のような温かい陽気から一気に風
    の冷たさが身に染みる大阪に戻って来たことを改めて思い、沖縄は温かったのだ
    と思った。

    21日からの「第3回なにわの塔慰霊祭」は2日目の午後から夕方に小雨が降っ
    たのを除いては爽やかな天候に恵まれて、当初予定していた行程を無事に過ごす
    ことができた。小生にとっては昨年11月の天皇皇后両陛下の奉迎活動への協力依
    頼の沖縄行きであり、これで5回目となったが、回数を重ねる度に、沖縄という
    存在が今日の日本人にとって欠かすことのできない重い歴史を持っていることを
    益々感じるツアーとなった。今回は神政連の主催であったが、参加者は29名で神
    社界以外にも日本会議の会員の方もおられ、文字通り日本会議と相提携した行事
    となった。

    okinawa1 21日は午後、波上宮で正式参拝を斎行、沖縄に入ったことと慰霊祭を無事に行
    わせて頂くことを心を込めて祈らせて頂いた。ご案内役の末安名誉宮司が昨年の
    提灯奉迎活動が盛大に行われたことや辺野古への基地統合に向けた国民運動もこ
    れから起ころうとしていることなど、沖縄が変わりつつある近況を詳細にお話し
    頂いた。小生は日本会議沖縄の事務室を訪ねたが久留島さんや坂本君達が頑張っ
    ていた。

    その後、ツアーの中心行事である「なにわの塔」のある平和祈念公園へ向かっ
    た。ここはいつも見渡す限り木々の緑が広がっているが、各県ご出身の英霊が
    ずっと沖縄と日本を守り続けていることを身体に感じる場所である。なにわの塔
    は摩文仁の丘の丁度、中心に位置している。到着するとスタッフメンバーが当日
    早乗りして大阪から持ってきた水、お菓子、たばこをはじめとして色々なものが
    乗せられた祭壇、テントや椅子や音響器具を準備していた。ありがたいことである。

    慰霊祭には、渡慶次・沖縄神社庁長や加治・護國神社代務者にもご参列頂き、
    大阪府ご出身の英霊の方々の御霊に心から感謝の誠を捧げるお祭りとなった。斎
    主の菅野宮司の祭詞は、私達が英霊の方々の思いをつないでいく誓いとなり、ま
    た祭壇の前での舞姫の糸数さんがみたまなごめの舞と浪速神楽を奉納したが、日
    差しが強いにもかかわらず、その時だけは一陣の涼しい風が吹き渡り、御霊がこ
    のお祭りを喜んでいることを実感して、心安らぐひとときとなった。最後に衞
    藤・本部長が挨拶の後、全員に「故郷」の歌詞を配布して全員で唱和したが、そ
    の歌声がなにわの塔に響き渡り、思わず感極まった。

    okinawa2 22日は宿泊場所から沖宮を自由参拝後、陸上自衛隊第15旅団を訪問した。この
    基地は沖縄県の防衛警備・災害派遣を担当、とくに不発弾処理・緊急患者空輸の
    民生協力や各地で行われる行事協力・音楽演奏支援などを実施しているところで
    あった。展示室で広報課の方から説明して頂いたが、年間800件に上る不発弾処
    理が行われている点は、実際に沖縄戦の痕跡は今日まで残っていることがわかっ
    た。また沖縄戦における日米両軍がどのように戦ったのかを映像を使ったパノラ
    マ模型を用いながら立体的に説明して頂き、この戦争が全島に及んだ局地戦であ
    り、今日の沖縄はその犠牲の上に成り立っていることを学ぶことができたことは
    よかった。

    説明の後、食堂で隊員達がとっているカレーを頂いたが、大変おいしかった。
    我々が食事をとしっていると、若い精悍な顔立ちをした隊員が次々と入って来ら
    れた。小生もなるべく「ご苦労様です」と激励の声をかけたが、皆、屈託なく気
    持ちよく挨拶をしてくれて嬉しかった。

    その後、降り出した雨の中、バスはやんばるの美ら海水族館に向い、水族館と
    植物園を見学した。ここは海洋博の跡地にできた建物であるが、平日とは言え、
    多く観光客が多かった。その後、恩納村の宿泊場所に泊ったが、夕方とは言え海
    の青さが鮮やかでリゾートとなっている理由もよくわかった。

    okinawa3 23日は「道の駅かでな」に寄ったが、展望台からは嘉手納の滑走路が見下ろす
    ことができた。広さは普天間基地を上回る感があり、平日はハリヤ―などの戦闘
    機が発着していて、騒音が続いていて会話の声も聞こえないとのことであった
    が、土、日に当たる当日は、戦闘機も格納庫に入っているのか見当たらず静かで
    あった。ベトナム戦争の時にはここからB52が発着した。基地の中には地元の
    人々の住居跡もあるし、墓地もあり、今も墓参りは基地の許可をとって出かける
    とのことで、戦争による現地の人々の生活は激変したことを物語っていた。

    続いて近くのアメリカンビィレッジで買い物をしたが、米軍向けの生活の雰囲
    気が漂っている場所が観光地となっている現実も複雑な感はあるが、受け入れる
    必要があることを認識したのだった。

    その後、那覇市内で昼食をとった後、昼過ぎに那覇空港から大阪に向かったの
    であった。

    総じて二泊三日の限られた沖縄滞在であったが、この地はいまだに沖縄戦の痕
    跡を深く残しているが、そのことを常に心して自分達が元気であることに感謝を
    すること、英霊を思い出すこと、そして今、沖縄が日本にとって重要な存在であ
    ることに真向かうことが新たな歴史をつくっていくことになることを学んだツ
    アーであった。

  • ■大阪市支部を5月11日(土)に設立することが決定

     去る2月18日(月)の午後、第2回日本会議大阪 大阪市支部設立準備会を
    神社庁会館で開催、事務局を入れて11名の参加者があった。

     今回は第1回に参加されていない方が3名参加され、改めて支部活動の内容や
    設立の意義について確認されたり、役員体制案や規約案の検討、設立総会の日
    程、企画について忌憚のない意見を出して頂き、改めて大阪市支部をつくること
    が重要であもことを実感した。

     役員体制については、最終的な結論は出なかったが、参加されたメンバーが支
    部が設立された際には役員となることを確認するとともに、設立総会を5月11日
    (土)午後2時から大阪府神社庁会館5階で開催することが決定された。

     詳細に企画内容などにについては3月下旬の第3回準備会で協議することと
    なった。

     大阪では大阪市支部が設立されると府内全域が組織的に支部で網羅することと
    なるが、何といっても大阪市支部はその中心となるので、設立総会開催のエネル
    ギー発揮こそが組織拡大に繋がることを確信している。

  • ■自治体首長の出席が求められる北方領土返還祈念大会

    昨日2月7日(木)は「北方領土の日」。大阪では、庁内にある府民会議が主催して、大阪市の中央公会堂で「北方領土の日祈念大阪府民大会」が開催されたが、大ホールは2階まで満杯となった。小生も神政連大阪府本部として参加した。参加者は、行政関係者、連合、念法眞教を中心である。

    毎年、場内は参加動員をしており、満杯なのであるが、もう一つ、湧き上がるような熱気が伝わってこないが、今回はわが国領土が中韓による間接、直接侵犯、侵入による脅威だけでなく、ロシアによって戦後一貫して領土が奪われている、動かしようの事実に対して、より危機感を強め、解決の方途はどうするべきなのか、考える意味では意義のある大会であったように思う。即ち、開催の意義は明確であった。

    大会内容も教職員がビザなし視察で島民達との交流している報告や領土をめぐる中学生の弁論の模様や、元島民が当時の生活ぶりを紹介したり、大学のブラスバンドの演奏など盛りだくさんのプログラムとなっており、それなりに共鳴する点が多い。

    しかし参加者が返還運動に直接、関わっていないために、もう一つ盛り上がりがないように思われる。やはりこの大会には府知事と大阪市長は最低限、出席しなければならず、多くの自治体首長が出席しなければならないはずだ。

    東京でも安倍首相が参加して挨拶をしている。自治体主導での大会である場合、イベントだけで終わらせてしまって、穏便に済ませてしまう傾向があるが、府民を巻き込んだ大会を数多く開催したり、北方領土視察ツアーを組んでもよいのではなかろうか。

    この日、ロシアは日本の動きを牽制するかのように、戦闘機スホーイが2機、領空侵犯したが、わが国世論の動きを注視している。

  • ■底冷えする中、500名が御堂筋パレードに参加、国旗掲揚を呼びかけ

    CIMG3648 昨日1月27日(日)の午後、国旗掲揚の推進をアピールする御堂筋パレードが開催され、約500名の参加者が坐摩神社境内から出発、御堂筋を難波の元町まで約1時間、「祝祭日には国旗を挙げましょう!」のアナウンスに合わせて、日の丸の小旗を打ち振りながら行進を行ない、国旗を掲揚し、
    文化と歴史を継承し、日本人としての自覚を国旗を掲揚していく中で、喚起していくことの大切さを訴えていった。

    当日は丁度、大阪国際マラソンと日程が重なったこともあり、いつもより1時間遅れの4時に境内を出発するこことなった。出発する時間前は、陽射しが出たり、小雪がパラついたりして、底冷えがして天候がどうなるのか心配であったが、昼過ぎには神道青年会のメンバーが広報車のマイクの取り付けや飾り付けを行い、また3時前からは神社庁会館5階でのビデオ上映に参加される方への受付を神道青年会と日本会議メンバーで行った。

    今回は団体動員だけでなく、休日ということもあり、一般参加者が約100名位となったこと、小さいお子さんを連れたお母さんや家族や隣近所が連絡をして来られた方々もいて、アットホーム的な雰囲気が出発前からあったことはよかったように思う。

    セレモニーでは衞藤運営委員長からの挨拶、諸注意、旗振りの練習、国旗掲揚塔の日章旗に向かっての国歌斉唱、そして坐摩神社の参拝の後に出発したが、御堂筋で前後車両のアナウンスに合わせて、「挙げましょう」と言いながら、旗を振っていく風景は清々しかった。とくに幟を新調したこともあり、パレードが目立ち、お店から出てきた人々がにこやかに、こちらを見て、国旗を求めに来たり、また多くの通行人が小旗やアピール用のティッシュを受け取っており、反応が昨年よりよかったように実感した。昨年よりも、通行人が温かい目で、こちらを見て声援を送って頂いている人も増えているように思え、昨今、日本人の自覚を忘れていた人が少しずつ、受け入れていることを体感した。

    難波を通り過ぎた頃になると、かなり冷たい風がきつくなったが、参加者は最後まで熱心に元気よく、旗を掲げてもらって、アピールすることができた。解散する元町に到着する頃には、当たりも大分、暗くなっていた。

    シンプルであるが、このような国旗掲揚のパレードを繰り返し行うことによって、府民に国旗の大切さ、日章旗の美しさを訴えていくことの意義は大きいと再認識した。

    また神道青年会メンバーとタイアップして街頭で一緒に行動することができたことは今後にもよい方向に繋がっていくものと思った。

  • ■日本会議近畿ブロック・第1回大阪大会 報告

    ■嵐と雨を乗り越え、日本会議近畿ブロック・第1回大阪大会に800名が結集!
    ~「近畿から誇りある国づくりを!」を合言葉に、大きな運動のうねりを~

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ●未曾有の国難の時、皇室の伝統と領土・領海を守る国民運動を重点的に展開することを確認

    去る9月30日、日本会議近畿ブロック・第1回大阪大会が、日本会議大阪主管の下、大阪市内のエル大阪・エルシアターで開催された。当日は台風が本州に上陸する恐れがあり、警報も出る中、昼前から雨が降り出し、行事が終わるまで激しい雨に見舞われたが、悪天候にめげず近畿一円から800名の参加者で会場はほぼ埋め尽くされ、場内は熱気に満ち溢れた。今回、ブロック大会は近畿としては初めてであった。事前に産経、読売新聞で告知を行うとともに、参加の呼びかけでは主管の日本会議大阪では議員や会員の他に、これまで行事に参加された対象者や関係団体に精力的に案内をするとともに、各府県本部でも、目標数に向けて熱心に行って頂き、未曾有の国難の時ということもあり、関心の高い参加者が多かった。

    第1部の記念式典では、開会の辞を寺井 種伯・日本会議大阪副議長、国歌斉唱に続き、日本会議綱領唱和を木村 光伸・日本会議・滋賀理事長、主管代表挨拶を千家 敬麿・日本会議大阪議長、続いて約50名の来賓・議員を紹介した。

    来賓挨拶では、三好 達・日本会議会長、髙野 伸生・日本会議大阪地方議員懇談会会長、長尾 敬・衆議院議員、辻 淳子・大阪市会議長、竹本 聡・JC近畿地区大阪ブロック協議会会長が来賓挨拶をされた。

    続いて祝電披露、そして活動報告と今後の方針を衞藤 恭・日本会議大阪運営委員長が発表、参加者の拍手によって、この大会の総意とした。

    そして聖寿万歳を加藤 隆久・日本会議兵庫県本部会長が先導、閉会の辞を田中 安比呂・日本会議・京都会長が行なった。

    第2部の記念講演では「今、求められる日本人の覚悟」と題して中西 輝政・京都大学名誉教授より、主に中国の脅威に対して歴史的に取り上げ、明確な国家戦略に基づいていること、その脅威からわが国の領土領海を守るためには同胞意識、国家意識、国民の力を一人一人が取り戻していく覚悟を持つことであると話された。

    続いて来賓、議員、各府県本部役員を対象とした約40名が第3部の懇親会に参加し、大会を振り返りつつ、今後の運動について大いに語り合うひとときとなった。

    全体として、力強い国民運動を近畿から巻き起こしていく決意をしていく雰囲気となり、参加者一同、高揚した気持ちとなった大会となった。なお、大会の様子は10月1日の産経大阪市内版に掲載された。

     

    【第1部 記念式典】

    ■開会の辞

    国体護持運動に相応しい場所

     日本会議大阪副議長 寺井 種伯

     長い間、都があり、皇室敬慕の精神が篤く、政治、経済の中心であった場所が近畿である。平成9年に各界各層の人々が集まって、日本会議が結成されてから、この大阪大会は近畿ブロックとしては初めての大会となるが、国体護持運動を展開する上で全国で最も相応しい場所である。

    今、わが国は、世界に類を見ない歴史と伝統を誇る皇室が危機に直面し、我が国の領土領海が周辺国家の脅威に晒されている。この大会は日本を守るために私達が総力を挙げて立ち上がることを誓う場にしていきたい。

     

    ■日本会議綱領唱和

    日本会議・滋賀理事長 木村 光伸

     

     

     

     

     

     

     

     

    ■主管代表挨拶

    益々大きくなる国民運動の使命

    日本会議大阪議長 千家 敬麿

    この度、各府県本部の活動の成果を踏まえ、更なる前進のスタートを切るために、初めてのブロック大会を開催することができた。国を憂えている人々がこれだけ結集していることをアピールするとともに、このパワーをさらに大きなうねりとしていきたい。

    我が国を取り巻く内外の情況は8月に韓国大統領が竹島に不法上陸、次いで歴史問題を再燃させての天皇陛下への謝罪要求という暴挙、尖閣諸島では中国公船が領海侵犯を繰り返すだけでなく、中国国内の日本人や日本企業に対する略奪、テロ、日本が尖閣を盗んだという国連での盗人発言、北方領土にはロシア首相が上陸するなど、政府の弱腰外交を見透かす事件は後を絶たない。

    幸い、私共の全国署名活動による国民世論の盛り上がりと国会議員の先生方のご尽力の結果により、先の国会では海上警察権強化法案が成立した。

    もう一つは皇室典範の問題がある。「政府は皇族方の安定した皇室活動の維持をはかる」という名目で、いわゆる「女性宮家」創設を検討しており有識者のヒアリングを終えた。「女性宮家」創設は女系天皇へつながりかねず、万世一系の皇統を誇る皇室の伝統を絶つことになりかねない由々しき問題であり、なんとしても避けねばならない。

    政治の機能不全が続く中、国民運動の使命は益々大きくなっている。

     

    ■来賓祝辞①

    国民運動の究極の目的は憲法改正

    日本会議会長 三好 達

     「日本を守る会」と「日本を守る国民会議」とを統合して日本会議が発足してから、今年で丁度15年になるが、国民運動を「大きなうねり」とし、その「うねり」の力によって、運動を盛り上げ、成果を挙げ、その成果によって、更に「うねり」を大きくし、更に成果を挙げる上昇スパイラルを目指してまいりたい。

    本大会のキャッチコピーである「近畿から誇りある国づくりを!」は、近畿から全国に向けて「大きなうねり」を広げていこうとする意気込みを示している。

    最近の日本会議の運動の大きな成果としては、通常国会の会期末において、「海上保安庁法」及び「外国船舶航行法」の改正に漕ぎ着け、9月25日から改正法が施行されたことを挙げなければならない。

    昨今、我が国は周辺諸国から、これまでなかったような侮蔑を受けている。

    我が国はこのような侮りを受けるに至った最大の原因は我が国の国力低下である。一国の国力は、防衛力、産業経済力、外交力、政治力の総合体であり、国力の根底にあるのは、政治家、官僚、産業人を含む全ての国民が持たなければならない国家意識、言い換えれば、愛国心である。

    国力が低下すれば国際社会での発言力は低下し、影響力も低下する。国力において相手国に劣り、相手国に対する依存度が高ければ、理不尽に仕打ちを受け、侮蔑的行為をされても有効的な対抗措置を探ることができない。対抗措置を探ることは、いわば我慢比べに入ること、依存度の高い方が、先に音を挙げることになり負けてしまう。国力の増進が急務であり、大本になるのは国民の目覚め、国家意識を甦らせることである。

    およそ国家には絶対に等閑にしてはならない究極の任務がある。それは、国民と国土を外敵から護る任務、即ち、国防である。国民と国土を防衛しようとしない国家は、国家の名に値しない。国民は、一朝事があるときは、国防に従事する義務を負っている。

    然るに、我が憲法の前文は、日本国はこの究極の任務を放棄し、日本国民はこの義務を果たすべきではない、と規定している。私は前文は、「降伏文書」であると考えている。要するに「皆さんを信頼して、武器を捨て、手向かいはいたしません。だから命だけはお助けください。」と言っている。

    こんな惨めな憲法前文の下で、日本国民としての矜持や誇りが醸し出されない。日本会議の国民運動の究極の目的が、憲法改正にあることは

    今更私から申し述べるまでもない。

     

    ■来賓祝辞②

    地方議会で関心を持っているのは教育の問題

    日本会議大阪地方議員懇談会会長 髙野 伸生

     日本会議大阪地方議員懇談会は、大阪府議会議員、大阪市議会議員、堺市議会議員をはじめ、府内の市町村議会議員がそれぞれの議会で日本会議の運動を進めている超党派の議員連盟である。

    地方議員の活動が国会議員の先生方に我々の思いを伝え、そして国への大きな訴えとなって、運動が広がっていく。

    先般、9月に大阪市議会では北朝鮮の拉致問題についても決議案を採択したが、やはりこの問題を解決することも日本会議の大きな目標の一つである。

    とくに地方議会で大きな関心を持っているのは教育の問題である。いじめの問題が根絶するのでもなく、むしろ深刻化し、悲惨な目に会っている方が全国的にたくさんおられるが、子供達に道徳心、愛国心、愛情をもって日本の伝統と文化を愛する教育を現場でやっていけるように、各地方議会で日本会議と提携して頑張っていきたい。そして堂々と日本の伝統・文化を守る集団として精一杯活動できるように支援を頂きたい。

     

    ■来賓祝辞③

    国会議員は皆さんの手足

    衆議院議員 長尾 敬

     去る8月18日、19日に私は8名の国会議員やマスコミの方々も含めて、153名で尖閣諸島洋上視察に来た。政府が答弁している「有効に活用している安定的かつ平和的な維持管理」をしていると到底思えない廃墟も同然、大変、痛々しい姿だった。開拓の精神を持った先代達の生活の跡をあのように放ったらかしにしていることは、日本人の恥であることを痛感致した。ここは自分の家だと、遠い所で叫んでみても気がつけば泥棒が出入りをし、見知らぬ人が勝手に住み付いてしまうのは当然のことである。

    北方領土、竹島を実効支配された時の政権を批判するのは簡単である。我が国は6873の島々によって構成されているが、広さの順では本州、北海道、九州、四国と挙げることはできるが、その次は択捉島は挙げられない。どこかで私達は、北方領土は「我が国固有の領土」と口にはしていても、択捉島と答えられないという現実がある。

    我が国は小さな島国ではない。国土面積は狭いかもしれないが、排他的経済水域を含めた面積では世界で第6位、更に海の広さだけでなく、深さ、体積を考えればロシアを抜いて第4位の国家である。体積である資源というものが我が国にとって国益の重要な課題であるという概念を持たなければならない。

    最後に人権委員会設置法案が閣議決定されてしまったことをお詫びしたい。全ての会議に出席させて頂き、何人かのブレーキ役がもぐら叩きのように何度も閣議決定を阻止して来たが、今回、あろうことか、大臣が外遊中に価閣議決定するという暴挙に関しては皆さんの怒りを後方支援とし、今後とも正して参りたい。

    私ども国会議員は皆さんの手足であり、皆さんの怒りをバックに国づくりのために命を賭け、邁進してまいりたい。

     

    ■来賓挨拶④

    地元の歴史を学ぶ副読本の作成を

    大阪市会議長 辻 淳子

     9月の大阪市会では、韓国の李明博大統領の言動に抗議するという意見書を採択したが、今、日本は対中国、対韓国という大きな問題を抱えている。元を正せば、数年前の元首相の不用意な言動に原因があるが、穏やかさを美点としているが、これが国際社会にあっては主張をしないと受けとられている。教育の中では論理的に思考し、はっきりと自分の主張を述べる必要がある。

    ここに東京都が高校生のために作った副読本「江戸から東京へ」がある。中は写真や図などでわかりやすい内容となっている。今、日本の高校生は日本の歴史を勉強していない。その中にあって東京は副読本をつくることによって、江戸時代から現在の東京がどんな風に街づくりが変わってきたのか、政治や産業が変わってきたのか、また東京の伝統・文化をしっかりと教えようとしている。

    過日、猪瀬 東京都副知事の方からこの本を頂きまして、是非、大阪でも「なにわから大阪へ」という副読本をつくって、日本史をしっかり勉強させるべきで自分の国の歴史を持たない日本人は、背骨がないのと一緒で、いろいろな交渉事で弱みをみせることになると言われた。

    是非とも、本日、各自治体の議員の皆様、ご自分の自治体に於いて、このように自分の地域の歴史を勉強するものをつくって頂きたい。

     

    ■来賓挨拶⑤

    国を思う団体と共に歩みたい

    JC近畿地区大阪ブロック協議会会長 竹本 聡

     今、この日本は大変危機に陥っている。様々な問題があるが、しかし一番問題なのは、我々国民が無関心であることだと思う。国や政治に任せるのではなく、我々国民が主権者として声を挙げる必要がある。

    各地の青年会議所においては、その地域に根差した運動を展開しており、その地域の青少年に関する運動を展開するとともに、国家に関わる問題をとり挙げ、それを47ブロックに於いて府民県民の皆さんとともに考えている。憲法改正問題について、日本青年会議所として草案を作成し、団体や国へ渡して提言をしている。

    国を思う団体の皆さんと手をとり合い、情報を交換し、思いを共有し、国の発展に寄与していきたい。

     

    ■活動報告と今後の方針

     日本会議大阪運営委員長 衞藤 恭

     これまでの挨拶で活動報告は網羅されており、ここでは今後の方針のみ発表する。

    1、皇室継承制度に関する運動、とくに女性宮家問題について

    ①万世一系の男系による皇位の継承を確立するため啓発運動を推進する。

    ②女系天皇容認につながる政府の女性宮家創設の動きに歯止めをかける。

    ・今後、想定される政府のパブリックコメントへ対応する。

    ③「皇室の伝統を守る国民の会」の設立を踏まえ、各府県においても「皇室の伝統を守る県民の会」の設立に向けた働きかけを行う。

    2、尖閣・竹島の領土・領海問題、沖縄を始めとする離島の防衛に関する運動について

    ①政府の尖閣諸島国有化に伴ない、現地調査、灯台の設置、避難港の整備など実効支配の強化に取り組むことを働きかける。

    ②地方議会に「尖閣諸島の実効支配の推進を求める意見書」の採択を求める。

    ③竹島は日本古来の領土である旨を世界に示し、韓国の実効支配を止める。

    ・日本が提訴した国際司法裁判所において勝利できるために真剣に努力するよう政府に働きかける。

    ④政府に対して、自衛隊による領域警備の任務を付与する全般的な自衛隊法改正を早急に進めることを働きかける。

    3、会員拡大について

    ブロック大会を機に会員拡大に努める。

     

    ■聖寿万歳

    日本会議兵庫県本部会長 加藤 隆久

     

     

     

     

     

     

    ■閉会の辞

    自信をもって誇りある国づくりを

    日本会議・京都会長 田中 安比呂

     ご承知の通り、今年は明治天皇様が崩御されてから100年に当たる。明治天皇様の御製に

    蝦夷の奥 みなみの島の果てまでも 生い茂らせよ わが教え草

    我が国万世一系の125代の天皇様を戴く世界に誇るべき国柄というものに大いに自信をもって誇りある国づくりに心ある大勢の皆様方を糾合し、日本会議の活動を今後益々活発に展開して参りたい。

     

     

     

     

    【第2部 記念講演】

     

    ・演題  「今、求められる日本人の覚悟」

    ・講師  京都大学名誉教授 中西 輝政 先生

     

    [領土問題を歴史問題と結びつける中国の戦略]

     

    中国当局が大きな関心を示し始めて、さかんに対日批判を繰り返し始めたのは、東京都の募金だ。ごく短期間にものすごい金額の寄付が集まり、それも大口の寄付者ではなく、小口で10万人の日本人が身銭を切って14億円以上に及んだが、これを脅威と感じとった。中国、北朝鮮、ロシアなど日本に強い敵愾心をもっている諸国の対日関係の戦略家たちは、日本国民はもう国家意識なんか忘れて、高度成長、バブル崩壊、自分の生活が第一で走って日本の国民はほぼ抑えられると思っていた。ところがこの募金は、日本国民の力を示した。尖閣の実効支配を強化して、この島を奪われないようにしなければならないという一念である。

    中国は50年前から着々と対日政策をやってきている。50年ルールで外交文書、秘密文書が公開されている。60年安保(昭和35年)に、いかに中国、ソ連が関わっていたか。あんな運動が自然発生的に起こるはずがない。要所で日本国内に手を突っ込んで、あるいはお金を大枚つっこんで、学生運動にも大変なお金をつぎ込んできた。

    今日では航空母艦をつくって、太平洋をハワイで二分して分割支配しようと米国に発言する軍人も出てきた。こういう中国にどう対するか、ということを今日本は突きつけられている。しかし、残念ながら、日本の同盟国である米国の指導者にはその意識はあるが、アメリカの一般国民は、その意識は行き渡っていない。この認識のずれが日米関係の今後を機能させていくためには死命を制する。その意味では、日本の政府、国民の両者にとって大切なのは、日本人の意識はかなり覚醒したことである。

    日中関係を考えるときに大切なことは、歴史ということに目を向けることだ。東京裁判史観と違う歴史を書く人は、専門外の人、学会には所属していない人で、それほど強い縛りがある。今回、中国側は、国連で中国の外務大臣と韓国の外務大臣が声を合わせて、第二次大戦の歴史を通じて、反ファシズム戦争を勝利したという歴史問題と領土問題を引っ付けて、歴史問題を全面に出せば、韓国と中国は共同戦線を組める。そうすれば日韓関係にくさびを打ち込める。北朝鮮を守る為に、日米韓のスクラムを分断できると考えている。

    今年は日中国交40年であったが、その前の40年はどうだったか。1931、2年、昭和6、7年。このときに日中の代表が国際連盟で激しくやり合った。ところが、だんだん日本の旗色が悪くなっていった。国際世論は中国に肩入れするような世論が増えていった。宣伝、扇動は国家戦略の大きな柱である。広報、どの国も宣伝と称してやっている。これは民主主義の政治のプロセスとは別次元の対外戦略の話。尖閣にしても竹島にしても、日本にとっての正念場がそこにあるという意識をもたなければいけない。

     

    [中国は日本の連続性の回復を恐れている]

     

    もう一つ重要なことは、尖閣、北方領土、竹島は日本の領土ですが、外ばかりみていると、こういうときには周辺諸国は内側から裏口を通って、日本の国内を弱体化させよう、内側から攻めていこうとしてところが随所に見られる。北海道の土地を買いあさる香港のファンドマネーがある。新潟では5000坪を中国総領事館が購入、そしてチャイナタウン計画、仙台その他震災被災地にもこれは地方自治体からやっていこうという戦略であり、人の住んでいるところこそが一番欲しい。

    もし日本がこの戦前戦後の連続性を回復し、日本の歴史の大きな一体感を持つようになったら、日本は一人前の国家になるぞ、日本は我々と同じように自己主張するようになるかもしれない。いままでのように何をされても泣き寝入り、憲法9条、「諸国民の公正と信義を信頼して」総てをゆだねることに決めた。どうやらそれに近いことを本気で考えている日本人が多い。こんなにやりやすい国はない。日本を従属国家にするということは諸外国の目標としている対日戦略です。これに気がつかなければならない。

    この領土の問題で日本人が目覚め始めた。これは非常に大切なことだ。対中国、対北朝鮮、対ロシアは、日本の内側にマスコミ、メディア、学校教育、あるいは一般国民の様々な意識、そういうものを通じて、徐々に米国が太平洋の向こうに退いていく趨勢を楽しみにしている。そして、2020年、2025年ということを中国は考えている。その時点で日本を中国のいいなりになる国にしよう。これが大目標である。

     

    [日本精神の拠り所を守れば難局を乗り越えられる]

     

    そこで我々日本人はどう立ち上がればいいのか。これにどう対すればいいのか。日本の懐に入ってくる。どの国にも国家戦略を考える部局がある。アメリカのペンタゴンにもあるし、ホワイトハウスにもあるし、各大学に政府と提携した研究所がある。もちろん中国にもある。

    ある中国の学者が言うには、この頃、対日戦略を研究する部局で、一所懸命、昭和20年代のアメリカの日本占領政策を研究している。何故、GHQのことを中国人が一所懸命調べているのか。米国の日本占領は、実に素晴らしい成功例としてみている。日本の懐、日本人の心、日本人の心臓、日本人の脳髄、こういうものを変えてしまう。これが一番効率的な日本占領政策である、という視点で研究している。日本精神の拠り所、そして国防の最後の拠点というのはここだということを、中国人が我々に教えてくれている。その意味で日本人が日本人である限り、最後の我々のよって立つ拠点というのが皇室であり、神社であるということは、よくよく我々の心に刻んで、これからの時代は、日本という国はこういう形で守らなければ、なくなってしまうということを肝に銘じて、多くの同胞に語りかけていかなければならない。

    一番大切なことは、われわれの周りにいる同胞、庶民、国民の意識がこの国の基本は皇室を中心とする二千数百年の日本の伝統、アイデンティティであり、これが分からなければ、日本人ではないということを認識することである。とりわけ皇室のもとに日本人が結束したときに、歴史上、蒙古襲来や黒船来航、昭和20年の敗戦があったが、しかし、みんな国民がひとつになって天皇のもとに結束して乗り越えてきた。私はこのことを日本人が忘れない限り、どんなミサイルを撃ってきても、どんな反日デモをやられても、国連総会でどんな応酬がなされても、この国は立派に耐えられるし、立ち上がることができると確信している。

    (講演要旨内容の責任は日本会議大阪事務局)

     

    ※主な参加者(順不同)(以上、36名)

     

    三好 達(日本会議会長)・中西 輝政(京都大学名誉教授)・髙野 伸生(日本会議大阪地方議員懇談会会長)・竹本 直一(衆議院議員)・長尾 敬(衆議院議員)・渡辺 義彦(衆議院議員)・森山 浩行(衆議院議員・代理)・辻 淳子(大阪市会議長)・竹本 聡(日本青年会議所 近畿地区大阪ブロック協議会会長)・椛島 有三(日本会議事務総長)

    上島 一彦(大阪府議会議員)・尾田 一郎(大阪府議会議員)・小林 雄志(大阪府議会議員)・宮本 一孝(大阪府議会議員)・吉田 利幸(大阪府議会議員)・坂上 敏也(大阪府議会議員)・岡田 義信(大阪府議会議員)・竹下 隆(大阪府議会議員)・和田 有一朗(兵庫県議会議員)・富田 博明(滋賀県議会議員)

    荒木 幹男(大阪市会議員)・太田 晶也(大阪市会議員)・岡崎 太(大阪市会議員)・多賀谷 俊史(大阪市会議員)・山根 健(堺市議会議員)・柿花 道明(吹田市議会議員)・北川 悟司(豊中市議会議員)・楠本 陸雄(藤井寺市議会議員・代理)・小林 貢(八尾市議会議員)・渡辺 慎吾(摂津市議会議員)・古川 まさのり(和歌山市議会議員)

    中馬 弘毅(前・衆議院議員)・中山 泰秀(前・衆議院議員・左藤 章(元・衆議院議員)・松村 俊明(日本会議事務局長)・野崎 昭夫(日本会議事務局次長)

  • ■「天皇陛下のお誕生日をお祝いする府民の集い」に300名結集!

    天皇陛下のお誕生日をお祝いする府民の集い

    ~田尾 憲男氏の記念講演と来夏目途に「皇室の伝統を守る大阪府民の会」設立することを宣言~

    昨23日の天皇誕生日に日本会議大阪では、大阪府神社庁会館において「天皇陛
    下のお誕生日をお祝いする府民の集い」を開催、2名の国会議員(うち本人1
    名)、7名の地方議員をはじめ、関係団体、日本会議会員、一般府民、約300名
    が参加、会場満杯になる中で、天皇陛下79歳のお誕生日を盛大にお祝いした。こ
    こ数年のこの日の行事としては、参加者が多かった。

    今回は、政府が行った「女性宮家」創設についての「論点整理」に対するパブ
    リックコメントの結果が発表され、26万件の意見公募のうち、多数が「女性宮
    家」創設に反対、尊称案に賛成、そもそも皇位継承と切り離した「女性宮家」創
    設論議そのものに反対する意見がほとんどであったことや、総選挙で自民党勝利
    の結果、「女性宮家」創設に反対の立場をとる安倍自民党総裁が政権につく可能
    性が高くなる中での開催となったが、改めて万世一系の皇室の伝統を守ることの
    大切さを強く自覚することのできる熱気のこもった雰囲気となった。

    第1部の奉祝式典では国歌斉唱に続いて、衞藤・日本会議大阪運営委員長から
    の挨拶、来賓紹介に続き、来年の夏頃を目途に設立する予定の「皇室の伝統を守
    る大阪府民の会」設立準備委員長の寺井・大阪府神社庁長から「女性宮家」創設
    論議を起こそうとしてきた政府の動きに対する国民運動の動きを紹介され、ひと
    まずは議論が棚上げになっても、皇室典範準備室が存在していることを注視する
    とともに、旧宮家の皇籍取得こそが皇位継承の安定につながることを強調され、
    皇室の伝統を積極的に啓発するために、立派な組織を設立していく旨が確認され
    ていった。

    続いて、先の総選挙で当選された中山泰秀・衆議院議員の挨拶、髙野・地方議
    員懇談会会長の挨拶の後、「天長節」の歌を全員で唱和、橋本・運営委員の先導
    で聖寿万歳を心から天皇陛下のお誕生日をお祝いするとともに、感謝の誠を捧げ
    る万歳を声高らかに上げることができ、非常に晴れやかな空気となった。

    第2部の記念講演では、神道政治連盟 首席政策委員・日本会議常任理事の田
    尾 憲男氏が『万世一系の皇統の伝統を守るために~「旧宮家」のご存在と「女
    性宮家」問題について~』と題して講演されたが、そもそも「女性宮家」という
    言葉は用語として存在せず、マスコミなどで作った言葉であること、政府が皇位
    継承について憲法第1章や皇室典範の条文から導き出される男系男子孫の継承で
    あることを解釈上、捻じ曲げようとしてきたことを指摘され、何故、「女性宮
    家」の継承ではなく、男系継承でなければならないのかを祭祀や伝統の観点から
    詳細、且つわかりやすくお話をされた。

    そして今後はもともとは皇族であった旧宮家の皇籍の取得に向けて啓発してい
    くことがいかに大事であるのかを訴えられた。お話のポイントをレジュメとして
    まとめておられ、いろいろなところで活用してもらいたいとのことであった。

    安倍政権ができたからといって安心せず、皇位継承問題について国民運動から
    の一層の働きかけが必要であることを実感した。

    その後、事務局から今後の予定について案内をし、熱気は最後まで覚めなかった。

    恒例の皇室カレンダーや昭和天皇御製カレンダーもかなり販売することがで
    き、参加者はこの行事に参加すれば皇室関係の資料は入手できるという認識が定
    着したことも嬉しかった。

    この行事をもって本会の年内の行事は終了するが、年内、あとはできるだけ多
    くの方に会員にお入り頂きたいと働きかけをする予定。

  • ■伊勢神宮新穀感謝祭に参列

    伊勢神宮新穀感謝祭に参列
    伊勢神宮新穀感謝祭に参列

    昨日12月7日、第58回伊勢神宮新穀感謝祭に参列するために早朝から近鉄上本
    町駅に集合、神宮参拝に行ってきた。大阪府下の敬神婦人連合会に所属されたお
    られるご婦人の方を中心に約150の参宮団となった。

    この時期に神宮を参拝させて頂けることはありがたいことであり、感謝の気持
    ちで一杯だ。

    天候にも恵まれ、また神宮の神域も新年を迎える準備と来年にご遷宮に当たっ
    て、着々と上棟されていく様子を伺うことができ、新鮮な気持ちとなった。

    内宮の御垣内参拝では、20年の年月に殿舎の屋根の藁葺の表面は苔がむし、朽
    ち果てようとしているが、奥の御正殿から発する輝きは決して失っておらず、天
    照大御神様の御神威は不変のものであることを実感した。

    ご皇室の安泰と日本再生、そして日本会議の発展を深く祈り念じた。

    その後、隣の新しい正宮前を通ったが、付属の殿舎の白木の真新しさと生き生
    きとした匂いが立ち込めていた。まだ新しい御正殿はテントのようなもので覆わ
    れていて、そのお姿を目にすることはできなかったが、ここに来年のご遷宮から
    天照大御神様の御神威がお入りになると思うと、実に神々しさを感じるととも
    に、永遠性を感じるから不思議である。

    御神楽奉納、そして神宮会館で式典に参加した。清興の伊勢太鼓は、おかげ
    まいりでくる人々と伊勢の人々との心の通い合いを踊りにしたもので、なかなか
    よかった。

    ちなみに神宮会館もご遷宮に向けて11月1日に改装し、大講堂の外形が首相官
    邸のようなガラス張りとなり、中もフローリングをして、暖房設備もしっかりして心
    地よい作りとなったのには驚いた。

    久しぶり精神の甦りができた時間を過ごすことができた。

  • ■大阪市支部(仮)設立に向け、第1回準備会に10名の会員が参加

    去る12月5日、大阪市支部(仮)設立準備会の第1回準備会が大阪府神社庁会
    館において開催され、市内の会員の方10名が参加した。長年、大阪市内での支部
    設立は課題となっていたが、これまで行事に熱心に参加されたり、お手伝いをし
    て頂いている会員30名に府本部事務局から設立準備会の案内状を出したところ、
    10名の方が集まったことは国民運動の推進に関心が高いと思った。

    大阪市内には約280名の会員がおられ、これまで府下で活動をしている他の支
    部よりも人数が多く、また行事参加者の約3分の1は市内であり、ここに支部を
    立ち上げることの意義は非常に大きいと思われる。
    自己紹介後、事務局から日本会議の運動の歴史や支部の活動方針、大阪市支部
    の役割、今後の準備会の開催に向けて、何を準備していくのかを説明した。

    その後、府本部と大阪支部との関係をどうするか、もっと準備会に多く人達に
    呼びかけた方がいい、広く神社界にも呼びかけをした方がいいなどの意見が出た。

    とりあえず、本日、参加されたメンバーと支部立ち上げについて了解頂いたこ
    と、また準備会を積み重ねる中で、設立総会を春先までは行うことで了解頂いた。

    役員構成、規約、事業計画など課題は山積しているが、本日参加された皆さん
    と一緒に丁寧に支部を立ち上げていきたいものだ。