結局、波乱含みの国会は修正協議について社会保障分野について「棚上げ」に することによって消費増税の一点で民主、自民、公明が合意を見ることとなり、 あとは民主党内部で了承できるかにかかり、解散・総辞職の線は消えることとな りそうだ。
従来の与野党の対立ではなくて、与野党が歩み寄らなければ、延々と続く議論 から何も決められない政治が続くところであり、マスコミは新しい政党間協力が 始まったと言うが、結局、政局にすれば大変なことになるという各党のお家事情 が大きかったと言える。 それにしても、こんな時、また中国や香港、台湾などの華人系団体で作る「世 界華人保釣連盟」(本部・香港)の幹部は14日に中国人活動家を乗せた抗議船が 中国福建省から尖閣諸島に向けて出航したことを明らかにするなど、また尖閣諸 島沖では一悶着が起きる可能性があるとのことだ。 中国にとってみれば石原都知事の尖閣購入発言や丹羽駐中国大使を日本政府が注 意したことに批判を続けており、このあたりで決定的に日本に対して圧力を加え る意味もあるであろう。
国会では一体改革の問題だけで、汲々としていて、いかにも安全保障について は関心がないように見えるが、15日に、自民党が「無人国境離島管理法案」を参 院に提出した動きには救われた思いがした。 ●尖閣視野…国境離島管理法案を提出 自民、強制取得も可能 [産経ニュース 2012.6.15 14:43より抜粋] 自民党は15日、沖縄県・尖閣諸島など国境にある無人の離島を国が買い取り や強制取得できるようにする「無人国境離島管理法案」を参院に提出した。主権 と周辺の海洋資源を守る姿勢を示し、次期衆院選に向け保守層にアピールする狙 いがある。 提出者の山谷えり子参院議員は記者団に「各党の賛同を得て速やかに成立させ たい」と述べた。