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  • ■今の時代に変革の原理が喪失しているという自覚を持つこと

      昨日20日の産経の「正論」、長谷川三千子氏(埼玉大学名誉教授)の「維新に学ぶべき日本の根さぐり」の論考は出色であった。と同時に今、現在の時代には誰も困難な問題について解決する者がいないことを多くの人々が直感しているという指摘は、空恐ろしさすら覚えた。 

     戦後、どんなに反国家的、反権力、反米的(反基地)、反体制の言辞を訴えても、その戦闘的な姿勢の裏には、まさか政府が、国が、米国が、体制が崩壊することはなく、無自覚的に安全の手のひらでこれらの人々は依拠していた。そのことをかつて江藤淳氏は、「ごっこの世界」と命名し、憲法問題を巡って、改憲派と護憲派は裏では手を握っていることを指摘していた。 

     しかし、今はどんなに反対しても崩れることのない体制-政府であれ、国であれ、米国であれ、崩壊する可能性があるという、歴史上、人々が体験したことのない時代に生きているという直観は当たっているように思う。 

     そしてもう一点、「維新」という旗に人々―の耳目が集まりやすい中、明治維新は確実に日本の何が問題で、何を変えようという、日本の根っこを維新の志士達は把握していたにもかかわらず、戦後の我々には、その根っこがなくなっていることから、「維新」を断行することは更に難しくなっていることを指摘している。 

     我々は、よく国家再生に向けて、「明治維新」に学び、志士の命懸けの行動の中に変革の原理を見出すことが大切であるというが、この論考は既に変革の原理が喪失していることの自覚を持ち、この身にその根っこを取り戻すことの意志を持つことを訴えているのではないかと思うのだ。

    【正論】

    ●維新に学ぶべき日本の根さぐり  埼玉大学名誉教授・長谷川三千子  [正論 6月20日掲載] 

     今年に入つてからの日本の政治世界は、やれ「大阪維新の会」だの「船中八策」だのと、まるでテレビの歴史ドラマが現実の世界にあふれ出てきたやうな趣である。実際に「維新の会」がどれだけ深く明治維新の精神を理解してゐるのかは不明だし、とりあへずテレビの歴史ドラマの人気にあやかつて名をつけた、といつた軽薄さが臭つてくるのはいなめない。 

     ≪危機の解決者がゐない恐怖≫ 

     けれども「維新」を名のる会がこれだけ注目を集めてゐることの背後には、今の日本において「維新」といふ言葉がこれまでにないリアリティを持ちはじめてゐる、といふことがあるのではないか-そんな気もしてくるのである。 

     言ふまでもなく、明治維新といふ出来事は、近代日本の出発点をなす、きはめて重要な出来事である。そこには、いつの世にも人の心をかきたてる数々のドラマがあり、また、それだけでなく、われわれが苦境におちいつたとき、立ち戻るべき原点がある。だからこそ、われわれは苦境に直面するとき、しばしば維新をふり返るのである。 

     もちろん、かつて自民党政権が確固としてゐたときにも、わが国はさまざまの困難に見舞はれ、そのたびに国民から不満の声があがつたのであるが、そこで「維新」を口にする人は少なかつた。当時は、政府を攻撃する人々自身、どんな問題が生じても結局は政府がどうにかしてくれる、といふ安心と甘えの上に立つて、「反権力」「反政府」の旗を振つてゐたのである。 

     本当に、わが国の直面してゐる危機を解決してくれる者が誰もゐないらしい、といふ恐怖感を味はふのは、われわれ日本国民にとつて戦後はじめての体験なのではあるまいか。まさにちやうど幕末のときのやうに、今や根本的な国家の建て直しが必要だといふ意識が人々の心の底で共有されてゐるのではないか。そして、それが「維新」といふ言葉に敏感な反応をみせてゐるのではなからうか…。

     ≪「内からの崩壊」まねいた背景≫

     そんなことを考へてゐたところに、或る若い地方議員たちのグループに出会ふ機会があつた。その名も「龍馬プロジェクト」といふ。〈おいおい、また龍馬かよ〉と最初は一瞬、鼻白んだのであるが、会長の神谷宗幣氏の話をじつくりと聞くうちに、ひよつとするとここには、日本再生のための芽の一つが本当に育ちつつあるのかも知れない、といふ気がしてきたのだつた。

    彼らのかかげる政策原理「国是十則」は、とりたてて新奇なものではない。天皇と皇室を敬ひ世界最古の皇統を守り続けること。日本の歴史・伝統・文化を重んじた新しい憲法を制定すること。先人が紡いだ歴史に感謝し、個人の独立自尊の精神を育む国民教育を行ふこと。国の主権と国民の生命財産を守る、しつかりとした国防の体制をつくり上げること。国民が仕事と希望をつかめる、「公益経済」の仕組みを確立すること、等々、どれを取つてもごく普通の真つ当な政策ばかりである。 

     しかし、これら平凡普通の政策主張の背後には、いつたい今の日本の何が問題で、何を変へなければならないのか、といふことについての鋭い直観がひそんでゐる。それは、今の日本人たちは自らの根を見失つてをり、それが「内からの崩壊」をまねいてゐる、といふ直観である。そして、われわれが維新に学ぶべきことの核心は、まさにそこにあるのである。 

     ≪変へるだけのブームにするな≫ 

     苦境のうちにあるとき、人はなんでも変へさへすればよいと思ひがちである。民主党も自民党もダメだから新しい第三極を作らう、とか、都道府県でこんなに低迷がつづいてゐるから道州制に変へようとか、とにかくただ変へることだけを考へてしまふ。そして、さうした心理状態が「維新ブーム」を生んだりもする。 

     しかし、明治維新は決してただ日本を変へたのではない。むしろ日本の本来の根をさぐりあて、その上に国家を築くことによつて、維新は成就したのである。 

     その事実に気付いてみると、今のわれわれの背負ふ課題は、或る意味で幕末の人々が背負つてゐたよりはるかに困難な課題だといふことがわかる。戦後のわれわれは、そのよつて立つべき国家の根を喪失したまゝすごしてきたのだからである。敗戦後の復興も、経済の高度成長も、われわれが本当に根ざすべきより処を失つたまゝ行はれてきた。そして、その間も「内からの崩壊」は静かに少しづつ続いてきたのである。これを建て直すには、なによりもその喪失の自覚が不可欠である。そしてそれを取り戻す意志の持続が不可欠である。 

     3年間かけて全国を行脚して、同志を集めたといふ龍馬プロジェクトには、その課題の自覚と同時に、それを実現するねばり強さがそなはつてゐるやうに見受けられる。かうした若者たちがやがては本当の日本再生への道を築いていつてくれることを願ふばかりである。(はせがわ みちこ)

  • ■日本会議大阪 中河内支部 第7回総会のご案内(再掲載)

    ・日 時 6月24日(日)午後2時~
    
    ・会 場 東大阪市 街の駅 クレアホール・ふせ
          東大阪市足代北2-1-13-101 TEL 06-6618-0216
          近鉄奈良線 布施駅 徒歩2分
         ※お車でのご来場の際には、布施駅前サティ 地下駐車場をご利用下
          さい。
    
    ・総会(2時~3時)
    
    ・記念講演(3時~4時30分)
    
       演題「中国の政治経済情勢と日中関係のゆくえ」
      講師 石 平 先生(評論家)
    
    ・主 催 日本会議大阪中河内支部 TEL 072-981-4177
  • ■北河内支部総会に30名参加

     昨日6月16日(土)の午後、大阪市都島区の中華料理「大北京」で日本会議大
    阪北河内支部の第10回総会が開催され、約30名の支部役員、会員、神社関係者が
    集まった。府本部からは衞藤運営委員長、事務局の小生が参加した。途中から宮
    本 一孝・府会議員も参加された。
     これまでの総会の参加者が少なかったことを考えると、今回は役員メンバーが
    かなり動員に力を入れて頂いたようだ。
    
     第1部総会の議事の中では昨年度は、従来、行われてきた土曜学校が打ち切り
    となったが、3回の役員会開催、府本部主催の行事、会議への参加などまた今年
    1月から北河内支部としてのホームページ(大阪府神社庁第三支部のホームペー
    ジの中のサイトに掲載、http://osakadai3shibu.kilo.jp/jinja/index.html )
    なども開設したり、来年の支部設立10周年記念事業に向けて、準備にとりかかると
    のことであった。
    
     総会資料もしっかりできており、何よりも役員どうしの結束力が強いのが、こ
    の支部の特徴でもある。会員拡大への強力、7月26日開催の全国縦断キャラバン
    行事をしっかりとアピールしていた。
    講演される中東宮司
    講演される中東宮司
     第2部講演会では、中東 弘・枚岡神社宮司(中河内支部支部長)が「古事記
    編纂1300年記念とわが国の文化について」と題して、神話に基づいた我が国の伝
    統について、身近な生活に宿っていことを詳しく話され、東日本大震災を受け
    て、日本人が覚醒するとともに、古事記1300年と来年の伊勢神宮、出雲大社のご
    遷宮に合わせて、立ち直ることができなければ、もう蘇りの機会はなくなるとい
    う危機を再認識することができ、心に喝を入れて頂いたような内容であった。
    熱心に耳を傾ける参加者
    熱心に耳を傾ける参加者
     続いて第3部の懇親会では和気藹々と雰囲気の中で楽しいひとときを過ごすこ
    とができたが、とくに宮本議員ともじっくりとお話をできたことも収穫であった。
    
     府本部と支部との相提携した関係こそ、国民運動の発展に結びついていること
    を実感した。
  • ■波乱含みの国会、一方で抗議船が尖閣沖に来る情報

     結局、波乱含みの国会は修正協議について社会保障分野について「棚上げ」に
    することによって消費増税の一点で民主、自民、公明が合意を見ることとなり、
    あとは民主党内部で了承できるかにかかり、解散・総辞職の線は消えることとな
    りそうだ。
     従来の与野党の対立ではなくて、与野党が歩み寄らなければ、延々と続く議論
    から何も決められない政治が続くところであり、マスコミは新しい政党間協力が
    始まったと言うが、結局、政局にすれば大変なことになるという各党のお家事情
    が大きかったと言える。
    
     それにしても、こんな時、また中国や香港、台湾などの華人系団体で作る「世
    界華人保釣連盟」(本部・香港)の幹部は14日に中国人活動家を乗せた抗議船が
    中国福建省から尖閣諸島に向けて出航したことを明らかにするなど、また尖閣諸
    島沖では一悶着が起きる可能性があるとのことだ。
    中国にとってみれば石原都知事の尖閣購入発言や丹羽駐中国大使を日本政府が注
    意したことに批判を続けており、このあたりで決定的に日本に対して圧力を加え
    る意味もあるであろう。
     国会では一体改革の問題だけで、汲々としていて、いかにも安全保障について
    は関心がないように見えるが、15日に、自民党が「無人国境離島管理法案」を参
    院に提出した動きには救われた思いがした。
    
    ●尖閣視野…国境離島管理法案を提出 自民、強制取得も可能
          [産経ニュース 2012.6.15 14:43より抜粋]
    
     自民党は15日、沖縄県・尖閣諸島など国境にある無人の離島を国が買い取り
    や強制取得できるようにする「無人国境離島管理法案」を参院に提出した。主権
    と周辺の海洋資源を守る姿勢を示し、次期衆院選に向け保守層にアピールする狙
    いがある。
    
     提出者の山谷えり子参院議員は記者団に「各党の賛同を得て速やかに成立させ
    たい」と述べた。
  • ■寬仁親王殿下の斂葬の儀に大阪府、大阪市、堺市で記帳所設置

     寛仁親王殿下の薨去を悼み、本葬に当たる斂葬(れんそう)の儀が執り行われ
    る当日、大阪府、大阪市、堺市は、下記のとおり記帳所を設置致します。
     大阪市は当初、記帳所を6月7日、8日に設置をしたが、9日、10日にも大阪
    市役所だけでなく、大阪市公館にも拡充、延長したとのことでした。
     当日は黙祷の時間など奉悼の誠をささげましょう。ご家庭でも半旗をかかげま
    しょう。
    ●大阪府
    1 設置日時
        平成24年6月14日(木曜日) 午前9時から午後5時30分
    
    2 設置場所
        大阪府本館1階 正面玄関
        住所:大阪市中央区大手前2丁目
              電話番号:06-6910-8001
    
    3 その他  来庁される際は公共交通機関をご利用願います。
    
    ●大阪市
    1 設置期間
      平成24年6月14日(木)午前9時~午後5時30分
    
    2 設置場所
      大阪市役所5階 政策企画室秘書部秘書担当
      大阪市北区中之島1-3-20 電話: 06-6208-7237
                    ファックス: 06-6202-6950
    3 その他  
      ・平成24年6月7日(木)~10日(日)の間、本市において設置いたしました記帳
          所におきましては、1,097名の方にご記帳いただきました。
      ・来庁される際は公共交通機関をご利用願います。
    
    ●堺市
     設置日時:6月14日(木)、午前9時~午後5時30分
     設置場所:堺市役所(堺区南瓦町3番1号)本館1階エントランスホール
    
     なお、同日は市役所、区役所その他市施設において、半旗を掲揚します。
    
     問い合わせ 秘書課 電話:072-228-7401
               FAX:072-222-8441
  • ■尖閣購入問題、国会でクローブアップ化

      ようやく尖閣をはじめとする領土領海の問題が国会でクローズアップされてきた。
     これに対しても依然として藤村官房長官は「政府はいろいろ検討している」と
    いうが、誰がみても何もしていない政府こそ問題があることが明確である。
    
    ●尖閣購入「本当は国がやるべきだ」 石原都知事が国会で意見表明
    [産経ニュース 2012.6.11 23:54から抜粋]
    
     衆院決算行政監視委員会(新藤義孝委員長)は11日、沖縄県石垣市の尖閣諸
    島の保全をめぐり、東京都による尖閣購入を表明している石原慎太郎知事や石垣
    市の中山義隆市長らを参考人招致した。石原氏は今年度内の購入に意欲を示した
    上で、「本当は国がやるべきだ。東京がやるのは筋違いだが、やらざるを得ない
    状況だ」と強調した。
    
     石原氏は尖閣購入を目指す理由について「自分たちの家に強盗が『入るぞ』と
    宣言しているのに戸締まりをしない国がどこにあるのか」と述べた。
    
     また、国が同委員会の上陸調査への協力を拒んでいるとも指摘し、「都の船を
    いくらでも提供する。国会議員は行ってくださいよ」と促した。
    
     都による尖閣購入をめぐっては、丹羽宇一郎駐中国大使が「日中関係に極めて
    深刻な危機をもたらす」との見解を英紙のインタビューで示しているが、石原氏
    は「(藤村修)官房長官が『(丹羽氏の発言は)政府の意向でない』と言った。
    政府の意向と違う大事な発言をする大使は速やかに更迭すべきだ」と述べた。
    
     一方、中山氏は都の尖閣購入について「賛意をもってともに行動したい」と表
    明。国に上陸許可や漁船向けの避難港整備を求めた。国による購入に関しては
    「(政府関係者以外の上陸を認めない)今と同じような管理の状況が続くような
    ら意味がない」と述べた。
    
     同委員会には、山田吉彦東海大教授と横畑泰志富山大准教授も出席した。
    
    ●与野党議員6人が漁船で尖閣視察 生態系への影響指摘も
    [産経ニュース 2012.6.10 20:27 より抜粋]
    
     沖縄県石垣市の尖閣諸島周辺海域を、民主党の森岡洋一郎氏、自民党の下村博
    文氏ら衆院議員6人が10日、漁船で視察した。
    
     同諸島・魚釣島の周りを航行し、灯台や島の地形などを確認。参加議員から、
    野生化したヤギが草を食べて島全体の裸地化が進むことで、生態系への影響を憂
    慮する指摘もあった。民主党の高邑勉氏は「生態系について早急に上陸調査すべ
    きだ」と述べた。
    
     森岡氏らが理事を務める衆院決算行政監視委員会は11日、同諸島購入計画を
    表明した石原慎太郎東京都知事や中山義隆石垣市長に参考人質疑をする予定。
    
     視察は、民間団体「頑張れ日本」が地元漁師と実施した「集団漁業活動」に同
    行。都議、石垣市職員、英紙フィナンシャル・タイムズなど海外メディアを含め
    計約120人が9日夜、漁船14隻で石垣港を出港した。
  • ■物部守屋公 墓前祭に参列

     昨日6月10日(日)午後、物部守屋公墓前祭が大阪府神社庁委嘱で神社庁第六
    6支部の神職さんの奉仕で八尾市太子堂の守屋公墓前で斎行、小生も参列させて
    頂いた。参列者は、第6支部の神職さん、敬神婦人会、総代会、企業関係の他、
    全国で物部氏と縁のある神社の方々など約100名程である。長尾・衆議院議員、
    田中・八尾市長も参列された。しめやかなお祭りは進み、こんな身近に偉人は鎮
    まっている厳粛な事実こそ、多くの人々に伝えていかねばならないことを再認識
    した。
    
     守屋公は、父、物部尾輿公の志を継承し、神祇国体護持のために蘇我氏と戦い
    を繰り広げ、一命を捧げられた方であり、神社界にとっても、本来であれば日本
    国民にとっても神道を守り通して来られた大切な先人である。
    
     今年で守屋公が亡くなられて1425年が経つこと、そしてこの墓前祭が斎行され
    てから、既に今年で25年目になるとのことである。
    
     八尾市長の参列もあり、行政と一体となった物部氏の精神を伝えていく手立て
    もこれから是非、展開していくことができればと願うのみである。
  • ■皇室の伝統、領土領海を守る組織の拡充を期した平成24年度総会

    昨日6月9日(土)午後、大阪府神社庁会館5階において、「難局を克服する保守勢力の結集を!」と題して、日本会議大阪の平成24年度総会を開催、国会議員2名(本人)、約20名の地方議員、中山太郎・前衆議院議員をはじめ会員、一般府民約280名が集まったが、現下の内外の政治情勢に憂えた人々で場内は一杯となり、熱気が漲っていた。本会が設立されてから、この総会をもって14周年を迎えることともなった。

     

    会場は熱気に包まれた
    会場は熱気に包まれた

     第1部の総会では次第に先だって、三笠宮寬仁親王殿下のご薨去に対して心からの黙祷を行い、国歌斉唱、日本会議綱領唱和、千家・議長が主催者の挨拶、来賓紹介に続いて来賓挨拶を長尾たかし・衆議院議員、北川イッセイ・参議院議員が行った。とくに長尾議員からは超党派議員が国政調査権を使って尖閣沖の洋上視察に出かけていることや、来週から決算行政監視委員会で尖閣諸島への課税調査についての政府の態度を質す予定であることを紹介され、マスコミの情報では得られない国会の動きを得ることができたことは大きな収穫であった。

     

    その後、議事に移り、規約に則って衞藤・運営委員長が議長として議事を進行、昨年度の事業報告を芦立・事務局長、地方議員懇談会の報告を髙野・会長が行い、続いて、各支部、女性の会の活動内容のポイントを吉田・北摂支部事務局長、中島・北河内支部事務局長、中東・中河内支部支部長、北岡・泉州支部支部長、南坊城・南河内支部支部長、丸山・女性の会理事から報告した。それぞれ短時間であったが、的のついた発表は参加者にとって、日本会議大阪の具体的な活動の広がりを把握してもらう上で大きな意義があったと思う。

     

    続いて昨年度の決算報告を事務局から行い、北岡・監査による監査報告、再度、事務局から今年度の事業計画案及び予算案を発表し、拍手で全ての案件について承認を頂いた。

     

    今年度の運動方針の概要は、以下の通り。

    1. 1.府下各議会で「尖閣諸島の実効支配を推進する決議」を挙げていくこと。
    2. 2.政府による「女性宮家」創設問題に対して、皇室の伝統を守る世論を喚起するために、10月末までをメドに各界各層の人々を集めて「皇室の伝統を守る 大阪府民の会」(仮称)を設立すること。
    3. 3.英霊顕彰の新聞広告を8月初旬に掲載するとともに、8月15日に地方議員に靖國神社・護國神社参拝を働きかける。また、10月4日~5日に靖國神社参拝ツアーを組む。
    4. 4.会員拡大 目標2350部を達成する。

     

    最後に、森山・運営委員の先導で聖寿万歳を行い、総会は滞りなく終了した。 全体として非常にメリハリのきいた充実した内容であった。

     

    続いて第2部の記念講演では日本大学教授の百地章先生が「女性宮家創設の問題点-皇室の伝統を踏まえた国民的議論を」と題してご講演、いわゆる「女性宮家」問題についてご自身も招かれた第3回ヒアリング以降、読売、毎日の論調が賛成一辺倒から両論併記となり、流れに変化が出てきたことを最初に紹介された。また政府内のこの問題の準備室のメンバーの中には最初から結論ありきではないことも指摘された。

    以下、講演要旨を列挙する。

     

    百地先生のご講演
    百地先生のご講演
    • 「宮家」(世襲親王家)は、歴史的に皇位継承権者を確保し、皇統の危機に備えるものであるから、そもそも「女性宮家」などは意味のなさないこと
    • 「一代宮家」の創設は、「親子別籍」「親子別姓」「親子別家計」とでもいうべき奇妙な「家族」が誕生するが、「制度設計」上、支障が生じること
    • 最大の問題点は、皇室と無縁の、国民に全くなじみのない「民間人成年男子」が結婚を介して、突然に皇室に入り込んでくること
    • 問題の発端となった天皇陛下の「ご公務のご負担軽減」については、まずご公  務の整理・縮小することが喫緊の課題であるが、「祭祀」、「国事行為」以外で陛下をお支えするために、女性皇族について、婚姻による皇籍離脱後も特例として「内親王」「女王」の「尊称」を認め、直接、陛下を公的にお支えするシステムを構築すべきこと
    • 元皇族の男系男子孫による「皇族」身分の取得と「男性宮家」の創設が実現できれば青年皇族の誕生として、夢のある話となり国民にも希望を与えることができるではないか

     

     

    以上、皇位の安定的継承のためには、いろいろと考えられる方策があり、内閣準備室に要望をどんどん出してもらうとともに、女性宮家の問題点について多くの人に語っていってほしいと語られた。

    重大問題を非常にわかりやすく解説され、参加者はじっくりと聞き入っていた。

    この日をスタートに、大阪の国民運動の中心的拠点として、頑張っていくことを決意した総会となった。

  • ■哀悼 三笠宮寬仁親王殿下

      昨日6月6日の午後、三笠宮寬仁親王殿下が薨去遊ばされた。ここに謹んで哀悼の意を表します。その御姿、自由奔放とも思われるお振舞、札幌五輪組織委員会事務局に入ってのサラリーマンとして、一般社会人とともに過ごされ、庶民感覚、機微を知り尽くされ、福祉事業の維持、発展へご尽力されるとともに、何と言っても小泉政権が企てようとした女系天皇についても、ご皇室の中でただ一人、皇室の伝統は男系継承であることを福祉団体の会報や書籍などで敢然と主張されたことは、多くの人々が知っている。そして16回に及ぶ、のどの手術、声帯を失っても振動を声に変換する機器や筆話で精力的にとくに障害者と応じられた、強い姿勢と一視同仁の優しさは、とても66歳とは思われず、もっとずっと上だと思っていたので、改めて驚いた次第である。

      女性宮家創設問題が藩屏たる政府と宮内庁から浮上してきたことを考えると、その成り行きが不透明となっているだけに、ご皇室にとっても、国民にとっても最も大切な方を喪ったことは、まことに恐懼の極みである。このことを国民は、今一度、日本再生の決意にしなければならない。丁度、各新聞が皇室の関係図を指し示していることもあり、皇位継承がいかなるものであるのか、基本的に押える上では、いい機会でもあろう。

  • 日本の息吹[大阪版] 第155号 平成24年7月号

    ■沖縄県祖国復帰40周年記念大会にブロックで31名がツアーに参加
    波上宮で記念撮影
    波上宮で記念撮影

     去る5月11日から13日まで、宜野湾市民会館で開催される「沖縄県祖国復帰40周年記念大会」に参加するために日本会議大阪が呼びかけて近畿ブロックとしてツアーを組んで沖縄に行った。

    タイトなスケジュールで疲労感もあったが、それよりも沖縄県が祖国復帰してから40周年を迎えた誇りと喜びを沖縄県民の方々と全国の人々と共有した場所に居合わせた達成感があり、非常に充実していた。

    ブロックとして各府県本部、また霊友会会員の方々31名が無事、参加でき、お互いに親睦を深めながら祖国復帰の喜びをかみしめるとともに、南部戦跡(11日に護国神社参拝、旧海軍司令部壕慰霊、12日には波上宮正式参拝、嘉数高台公園での慰霊、13日には白梅の塔慰霊、平和祈念堂での沖縄戦全戦没者顕彰祭に参列、各府県慰霊の塔への慰霊、ずいせんの塔、ひめゆりの塔、でいごの塔での慰霊)も巡回できた。

    この3日間、やはり沖縄はいい天候に恵まれ、汗ばむ程であり、とりわけて12日の大会の前に普天満宮から宜野湾市民会館までの記念パレードは約2キロを日の丸の小旗をもって練り歩いたが、強い日差しの中でのかなり日に焼けた。ちなみにパレードではわざわざ台湾からもこの日を祝って、16名の参加者がおられたこともありがたいことだった。

     

    琉球國祭り太鼓&日出克
    琉球國祭り太鼓&日出克

    記念大会は、1300名の参加者で会場は満杯、そのうち本土からは202名の参加者があったとのことだ。
    大会ではオープニングセレモニーに続いて、中地実行委員長が主催者の挨拶、続いて平沼・国会議懇談会会長、三好・日本会議会長、佐喜眞・宜野湾市長、宜保・豊見城市長の来賓の挨拶、又吉・嘉手納村PTA元会長、宮平・日本青年会議所沖縄地区協議会会長の提言、決議文の採択、そして玉城・沖縄玉岳風会会長の万歳三唱と続いたが、いずれも沖縄県が占領されてから復帰するまでの苦難の歴史を振り返りつつ、40周年を県民、全国民が祝うことの意義について触れられていて、印象深いものがあった。

    とくに中地実行委員長の復帰は民族の自覚と魂を背景にある歴史的必然性があったと確信的な言葉と復帰に向けてご尽力された人々への限りない感謝をしたいとの言葉、また宮平・会長の若者の多くはインターネットによって沖縄がマスコミで語られていることはおかしいということに気が付くことは時間はかからず、自虐的な歴史観を克服していくことが日本再生につながっていくという力強い言葉が印象に残った。

     

    白梅の塔の前で説明を聞く
    白梅の塔の前で説明を聞く

    続いて、ペマ・ギャルポ先生、津川雅彦先生の講演、そしてフィナーレとして沖縄では有名な日出克&琉球國祭り太鼓、新垣・普天満宮司から閉会の辞と続き、領土を守るという視点や沖縄県民程、我慢と忍耐をもっている県民性はないということ、そして琉球王朝の情緒たっぷりの演奏と、大会はしり上がりに熱気が籠っていることを感じ取るができた。
    また南部戦跡を慰霊する中、この地に鎮まっておられる方々に心を寄せ続けることによって、自分達が生かされているありがたさを実感できることをつくづく実感した。

     

    ■北摂支部 総会に30名が参加

    衞藤支部長(運営委員長)の挨拶
    衞藤支部長(運営委員長)の挨拶
     去る5月26日、茨木市市民総合センターにて開催、ご来賓に中河内支部 支部長 中東 弘 様、北河内支部 事務局長 佐々木久裕 様をお迎えし、会員人数30名が出席。第1部には23年度活動報告、会計決算報告、監査報告、役員任期満了に伴う改選があり、今期の新役員が選出されました。第2部にはビデオ観賞『指揮官たちの決断~東日本大震災と自衛隊』を上映。第3部には和やかな懇親会へと進み、総会は閉会となりました。

    北摂支部設立10周年を迎えることとなり、記念事業として9月2日(日)に『舞鶴海上自衛隊 舞鶴地方隊』見学バスツアーを計画していることも案内がありました。

    (北摂支部事務局長 吉田 千秋)

     

    ■泉州支部総会及び記念講演会に40名が参加

    浅井周英氏の講演
    浅井周英氏の講演
     大阪南部に位置する泉州支部では、これまでにも泉州各地の神社を回り、総会や講演会等の行事を行なってきましたが、5月26日に当地、泉州、和泉の地名発祥の地である『泉井上神社』の集会室をお借りして、本総会を執り行い、40名の参加者がありました。

    総会のあと、当地、教円幼稚園の園長であり、教円寺の住職であられる浅井周英先生のご講演を催しました。浅井先生は、森信三先生をこよなく尊敬され、森先生の教育論を手本に長く教育実践をされて来られた方で、今、まさに子供たちに求められている、日本の教育の在り方を、先生の実践を通して具体的、且つ、わかりやすくお話されました。

    泉州支部は、昨年10周年を迎え、今年からまた心を新たにし、地域の伝統文化の再興に、そして会員の拡大を図ることを参加者全員で採択致しました。

    (泉州支部事務局次長 以倉 孝憲)

     

    ■南河内支部総会に40名が参加

    南木隆治氏の講演
    南木隆治氏の講演

    去る5月26日(土)藤井寺市の道明寺天満宮の新装成った会館に於いて、当支部の総会が開催されました。会員、ゲストを含め総勢40余名の出席の他、国会議員お2人、地方議員4方の来賓を得、各々時局応じたご挨拶を頂きました。

    南坊城支部長の議長の運行に依る議事が滞りなく進み終了後、支部会員でもある南木隆治氏に依る「憲法破棄と維新の会の今後について」と題してご講演を頂き、会員一同、新たな認識と一人一人の行動の大切さ、自覚を確認致しました。その後は、和気藹々の懇親会に移り、各々が皇位継承の話や、尖閣、現政権の無能ぶり、震災復興原発問題について語り合い、最後に「誇りある美しい日本を次の世代へ」を目指して、力を併せて努力する事を確認し合いました。

    尚、当日。オブザーバーとして出席された方々の中から、3人の入会者があった事は、総会に華を添えて頂いた事でした。

    (南河内支部代表幹事 中野 克也)

     

    《今後の本会・関係団体行事のご案内》

    ※9月2日には泉州支部でも石平氏の講演会が予定されています。詳細は次号で紹介致します。

    ■お伊勢さんの集い 久能 靖氏(皇室ジャーナリスト)講演会「祈り続ける皇室」

    来年の式年遷宮に当たって、世論を喚起していく企画です。日本会議大阪も呼びかけに協力致します。

    ・日 時 7月7日(土)午後1時~(4時終了予定)   橿原神宮正式参拝。・式典・講演

    ・ところ 橿原神宮会館(橿原市)近鉄橿原神宮前駅から徒歩5分 TEL 0744-22-3271

    ・入場料 (事前申し込み必要)お近くの神社、大阪府神社庁 TEL 06-6245-5741へお申込み下さい

    ・お問合せ 伊勢神宮崇敬会 TEL 0596-24-7162

     

     

    ■日本会議全国縦断キャラバン隊来阪 皇室の伝統、尖閣・沖縄を守る府民集会

    本年度の日本会議全国縦断キャラバンは、万世一系の男系による皇位継承制度の確立と、尖閣・沖縄防衛については昨年より推進している領海警備強化法案の実現と都知事発言を支持し、尖閣諸島の実効支配の確立を目指す運動の推進を訴えていきます。

    ◎ご参加ご希望の方は、同封の案内チラシの申込み用紙にご記入頂き、FAX又は郵送にてご回報をお願い致します。

    ・日 時 7月26日(木)午後2時~4時 (開場1時半)
    ・場 所 大阪府神社庁会館5階 TEL 06-6245-5741
                       ◎駐車場がありませんので、車でのご参加はご遠慮下さい。
             ・各界からのご挨拶
    ・報 告 日本会議全国縦断キャラバン・中日本隊より
    (中日本隊は7月21日~8月5日まで近畿、北陸、東海地区を回っています)
    ・資料代 1,000円(正会員以上の方は無料です。この機会に是非、正会員にご入会下さい)
               ※街頭署名のご案内 ※万一、雨天の場合には中止となる場合もありますので、事務局へご連絡下さい。
    キャラバン隊メンバーと街頭署名活動を展開致します。
    ◎午後5時~6時    難波高島屋前
    ・主 催 日本会議大阪 TEL 06-6245-5741 FAX 06-6243-1682(担当 丸山)

     

    ■平成24年度戦没者追悼祈念講演会

    ・日 時 8月15日(水)午後2時~4時半(開場 1時半)
         ※正午から大阪護國神社本殿において英霊感謝祭が斎行されますので、
    ご参列の方は11時50分までにご集合下さい。
    ・会 場 住之江会館・ホール TEL 06-6681-3401  ※お車はなるべくご遠慮下さい。
          大阪市住之江区南加賀屋1-1-95(大阪護國神社境内奥の建物)
    ・講 演(2時半~4時10分)
    演 題 「最後の証言」(仮)
    講 師 門田 隆将(かどた りゅうしょう) 氏(作家)
    ・共 催 英霊にこたえる会大阪府本部 TEL 06-6681-3401

     

    ■日本会議大阪 北摂支部10周年記念事業 『舞鶴海上自衛隊見学』

    日本会議大阪北摂支部では10周年記念事業として、舞鶴海上自衛隊見学を予定しています。
    ご希望の方は、下記、支部事務局へお問合せ下さい。

    ・日 程 9月2日(日)

    ・行き先 舞鶴海上自衛隊 舞鶴地方隊
                  海軍記念館・北吸桟橋(当日イージス艦が着岸しておりましたら艦上見学できます。)
                  第23航空隊

    ・費 用 お1人 8,000円
    ・行 程 茨木駅周辺・千里中央駅周辺・・・中国道・舞鶴道・舞鶴西C・・・海上自衛隊(見学)
    ・・・ホテルマーレたかたにて昼食・・・引揚記念館見学・舞鶴港とれとれセンター
    ・・・舞鶴道・中国道を経て乗車された場所にて解散
    ・集合時間・場所 8時 千里中央駅周辺(御堂筋線)・JR茨木駅西口周辺
    ・帰宅時間 18:00頃 予定
       ※参加者へは後日、詳細をお知らせ致します。

    【問い合わせ先】日本会議大阪 北摂支部 事務局(吉田)迄
    吹田市佐井寺1-18-26 伊射奈岐神社内 TEL 06-6380-1370

     

    ■日本会議近畿ブロック大会

    ・日 時 9月30日(日)午後2時~4時半(午後1時 開場)

    ・会 場 大阪市内 エル・大阪・エルシアター TEL 06-6942-0001
    大阪市中央区北浜東3-14
    地下鉄谷町線・京阪電鉄「天満橋」駅から西へ300m

    ・記念講演 講師交渉中
    ・参加規模 800名位
    ・参加費  未定
    ・開催主管 日本会議大阪 ℡ 06-6245-5741 FAX 06-6243-1682